園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2020.02.03 節分・豆まき・焼嗅(やいかがし)

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今日は節分です。朝からひかり組が豆を炒る準備をしていました。

炭を熾すために松葉を集め、焚火台の周りを囲むベンチをせっせと運んでいました。

火が熾きて鍋に大豆を入れ炒り始めると香ばしい匂いが立ち込めました。「こんな匂いだよ」と子どもたちの側に鍋を持って行きました。

ひかり組に「森に行ってヒイラギの枝を切って来てね!」という新たな指令が出ました。担任の先生と一緒に森へ行った女の子たちはヒイラギの枝を持って帰ってきました。

なんだか凄い臭いがします。イワシの頭を焼いて「焼嗅」を作るのです。焚火台に子ども達が集まってきてイワシから油が落ちているのを見ていました。「これで準備ができましたよ。」豆まき会のためにみんながいったん中に入りました。

豆まき会では可愛い鬼の帽子をかぶったもも組さんが人気でした。ステージの前には福枡に炒った大豆が入り、焼いたイワシの頭を刺したヒイラギの「焼嗅」が飾られました。

スライドで節分のお話を見てから、クラスごとに枡を受け取り豆まきに出かけました。

りんご組が北園庭のフェンスから森に向かって「おにわそと」「ふくはうち」と可愛い声で一粒ずつ豆をまいていました。バックの中を見せてもらうと可愛い豆が見えました。

にじ組さんも森の中から南の斜面に向かって「おにはそと」「ふくはうち」

4月には小学生になるひかり組は森の奥まで来て、水の森公園の沢に向かって「おにはそと」「ふくはうち」今日のひかり組は、仕事もいっぱい頑張りましたね。

今日の給食は全員給食でよつばランチの日です。
たくさんのお母様方が子ども達と一緒に給食を召し上がりました。

お母様たちは納豆の給食がどのように出されているかが気になっていたそうです。納豆の中に青菜が入っていたり、ノリが添えられて自分で食べ方をアレンジできるのに驚いていました。

ひかり組と食べていたお母様は、みんなが箸を上手に使えることを話されました。イワシのつみれは苦手な人もいましたが、ほとんどの子が食べていました。

焼嗅はエントランスに飾られ、鬼が入ってくるのを防いでもらいましょう。
日本古来の風習も形を残しつつ、子ども達の心に残ってくれればと思います。
明日は立春ですね。

 

 

 

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