宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

今日は5歳児ひかり組の子どもたちが心待ちにしていた「くりこま高原ファーム」への遠足の日でしたが、天気予報通り朝からあいにくの雨模様。しかも結構な雨・・・。ポンチョや長靴や傘といった雨具は準備しているとは言え、お日様が出なくともせめて小降りになるか、曇りになってくれることを願いながらバスに乗りこみ出発することになりました。ところが、子どもたちは大きなバスに乗り、高速道路を使って出かけられること、そして、バッグに入っているお弁当やおやつを食べられることが嬉しいのでしょう、ガッカリした様子はあまり感じられません。しかし、目的地に向かってバスが高速道路を北上しているとそれまで降っていた雨が少しづつ小降りになり始めました。その変化に喜んだのは子どもたちより先生たちだったかと思いますが、予定通り目的地に到着すると、いつもこども園の田んぼの様子を見にきてくださっているKさんをはじめ、スタッフの方々が並んで待っていてくれるではありませんか。そんな方々に挨拶をした後、荷物を下ろしトイレを済ませ、少し残っている雨の中、田んぼを見に歩きましたが、稲の成長だけでなく栗拾いや咲き始めた彼岸花やアザミを見つけ大喜びしている頃には雨が上がり傘も必要なくなりました。その後、楽しみにしていたお弁当を食べる時間となり、作ってもらったお弁当（キャラ弁）やデザート（手作りクッキー）を見せ合うなど話に花を咲かせながら食べていました。そして、お弁当後の最後のお楽しみとなったのは、全員がトラクターやコンバインの運転席に座らせてもらったことでしょう。乳幼児施設の遠足といえば「動物園」「水族館」「◯◯公園」といったところに出かけることが多いかと思いますが、そのような施設とは違う都会では経験することができないところを目的地にしたこと、普段経験できないことを経験できたこと、Kさんはじめ皆さんが歓待してくださったこと、全てが楽しい遠足だったと思います。お弁当の準備やいつもより早い登園などへのご理解・ご協力くださった保護者の皆さん、安全運転を心がけてくださったバスのドライバーさん、そして、生き生きと案内してくださったKさんとくりこま高原ファームの皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。