宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

先週「森のうんどうかい」を終えた子どもたちは、充実感と満足感に満たされ、心身共に一回りも二回りも成長したような印象を受ける一方、今日行われた9月のお誕生会での子どもたちは興奮覚めやらぬといった様子でした。そのお誕生会が始まるという時、広場へやって来た5歳児ひかり組のR君が「ねえ園長先生、今日の誕生会のデザートなあに？」と尋ねて来ました。あいにく今日のデザートが何だったか分からなかったので一緒にメニューを確かめに行ったのですが、誕生会特別のデザートであることはわかるものの詳しいことはわかりませんでした。しかし、R君は何としても知りたかったようで管理栄養士のY先生に確かめに行ったほどです。そのデザートが何だったかといえば園庭で育てたかぼちゃが使われた「かぼちゃ蒸しパン」でしたが、R君はもちろん、4歳児そら組のMちゃんは来月の誕生会のデザートも「かぼちゃ蒸しパンでいい」と言うほどだったようです。もちろんとても美味しかったのですが、個人的には先日提供された「かぼちゃのパイ」の方が甘さ、バターの風味が抜群で好みです。

さて、今朝の楽しい出来事は3歳児にじ組のH君がズボンの上にパンツを履いて登園してきたことです。その時に出くわした保護者の皆さんもその微笑ましい姿に「この歳だからできることですよね」と笑みが溢れました。笑みが溢れるといえば、昨日書くことを失念してしまっていたことがあります。それは、5歳児ひかり組の子どもたちがキャンプを間近にした頃、県外に引っ越すことになったAちゃんが昨日遊びにきてくれたため、しばらくぶりに会った子どもたちが大喜びし笑顔で話に花が咲かせていたことです。こんな笑顔が見られるのはお互いに素敵な思い出があるからでしょう。どうか大人になってもそんな繋がりが続きますように！そう願わずにはいられません。Aちゃんまた遊びに来てね。