宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

可愛い赤ちゃんたちがみんなの広場で2021年度の入園面接を終えました。

入園を決めた理由をお聞きすると、自然環境の素晴らしさを、自主性を重んじる保育、そして給食、食育の素晴らしさも言われました。

今週は、各クラスが様々な食育に取り組み、子ども達のやる気を引き出していました。

ひかり組が干し芋を作って、それをホットプレートで焼いたものを持って来てくれました。甘い香ばしい芋を味わい「おいしい！甘い！」と言うと、ひかり組の得意気な表情に笑顔がいっぱい広がりました。

そら組さんはへそ大根を作っていました。自分達が育てた大根がいよいよ残り少なくなり、何にするかを相談した結果、昨年作ったへそ大根にしたそうです。大根に串を差し込んで麻糸で結んで干すのです。この寒さが美味しさを引き出しますね。

楽しい活動がいっぱいあったりんご組は、そら組さんから大根を貰い、にじ組さんの人参ももらって、玉ねぎが入ったスープを作っていました。事務所に届けてくれたりんご組さんは、私がスープを飲むのを見つめていました。「おいしい！ごちそう様！」

美味しい給食やおやつは子ども達の1日を豊かに彩ってくれます。食べることは生きることです。美味しいものを食べて、「おいしいね。」「どうやってつくるんだろう？」「なにがはいっているんだろう？」と思い、自分達も作ってみようと意欲が高まります。

食べている時の顔は飛び切りいいですね。ぶどう組さん、「おいしい」顔ってどんな顔？

自分で食べられるようになったもも組も自立の道です。「ひとりでできるもん！」

まだまだ寒さは続きますがみんな元気で遊んでいます。今の季節で会える、その時の自然を楽しみながら、楽しいものを見つけています。