園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.03.19 春は出会いと別れの時

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「園長先生大変なことが起こったの。いつも森で木登りする木の近くの木の枝が折れてるからちょっと来て」今朝5歳児ひかり組の子どもたちが慌てた様子でやってきました。昨日の強風で枯れた枝が折れて落ちているのだろうと思いながらも「どこの木か教えて」そうお願いし、子どもたちに案内してもらい森に行ってみました。すると、結構な高さのところの枝が皮一枚といった感じで折れて手が届くところまでぶら下がっているではありませんか。そこで、その枝を握り落とそうと引っ張ってみたのですが落ちてきません。そのため、「また風が吹いて落ちてくると大変だから、今日はこの近くで遊ばないで」と子どもたちと先生にお願いし、子どもたちが園舎内で過ごす時間帯に清掃業務をしてくださっているMさんと一緒に対応することにしました。

さて、今日の終業式では、この一年神様に守っていただけたことに感謝し、4月にはそれぞれ就学・進級すること、また今年度で退園する子どもたちと職員とのお別れの時間ももちましたが、多くの職員、子どもたちが別れが寂しく・悲しく涙する姿が見られました。新たな歩みを始める、0歳児もも組のS君、2歳児りんご組のEちゃん職員の皆さんがこれからも神様の導きがあることを祈りながら、春は出会いの時であり別れの時でもあることを痛感させられる時間でした。大学でも卒業式が行われましたが、こども園の子どもたち同様、コロナ禍で2年間も辛い経験をした大学生活が無駄でなかったそう思える時が来ることを願わずにはいられません。

PS:通称「梅の木広場」の紅梅・白梅が花を咲かせ始め、北園庭のブルーベリーの葉っぱを広げる準備を始めています。そのブルーベリーの剪定と肥料を施すために、わざわざ富谷市の職員が来てくださいました。毎年、鳥だけでなく人に食べられることがあるブルーベリー、今年どれくらい収穫できるか楽しみです。今月3/31(日)はイースターです。そんなイースターに合わせ各クラスにイースターバニーを作ってあげようと思っています。 

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