園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.03.29 心からの感謝

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今朝、玄関前のインターロッキングやアスファルトのあちこちに小枝が落ちていました。昨日の雨で落ちたにしては不思議な印象は持ったものの、特別気にすることなく掃き掃除をしようと思い、よーく見てみると、それは枝ではなく、小さなミミズでした。暖かくなったからなのか雨が降ったからなのか、なぜ急に出てきたのか真相は不明ですが、ここままでは車や誰かに踏まれてしまうことになると思い、火バサミを使ってそ〜っと掴んで被害の確率が低いであろうところへ逃してあげました。ところが、ほどなくしてして二羽のハクセキレイがやってきて、ついさっきミミズを逃してあげたロータリーの芝の上を餌を探しているのか地面を啄みながら行ったり来たりしているのです。自然界は食べる食べられるという食物連鎖によって成り立っているため、僕がミミズを逃してあげたとしても無駄な行為だったということなのでしょう。

さて、2月1日以降の日最高気温の合計が600℃に達すると開花とすると言われている桜の花。北門からこども園へ向かう坂の右側の斜面に植えられている桜はまだ花を 咲かせる気配が感じられませんが、学内の梅が次々に花を咲かせ始めています。その中に幹が同じ一本の木にも関わらず、白梅の中に紅梅が咲いている不思議な梅の木があります。どうしてそんな咲き方になったのだろう?そう思いながらも何だか得をした気分を感じています。歩くことがままならず、僕の顔を見ると後退りしていた0歳児もも組の子どもたちが上手に歩くことができるようになり、話しかけてくれるけれど、何を言っているのかわからなかった1歳児ぶどう組の子どもたちは会話が成り立つようになり、今日は新年度に向けて一生懸命に保育室(備品)の片付けをしていましたが、そんな子どもたちが進級し、新たな環境(保育室)で過ごし始めると桜が綺麗に咲き始めることでしょう。

最後になりますが、この一年、保護者の皆様、子どもたち、学内の先生方、何といってもこども園の職員の理解と支えによって何とか一年を終えることができたことを心から感謝いたします。1年間本当にありがとうございました。そして、今年度限りでこども園を退園する子どもたち、退職する職員一人ひとりの新たな歩みが神様に守られること、新年度の歩みも神様に守られることを祈ります。

 

 

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