宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

昨年に引き続き、今年度も石巻市の老舗味噌店「山形屋商店」さんにご指導いただき5歳児ひかり組の子どもたちが味噌作りをしました。昨年度と今年度の大きな違いは、参観コイノニアに合わせ保護者の方々と一緒に味噌を仕込んだことです。更に昨年度の経験と反省を活かし材料（大豆・麹・酵母）をグループごとに分けてくださっていたこと、麹と塩を事前に混ぜてきてくださるなど様々な配慮をしていただいたことでかなり時短になりました。とは言え多くの方（子どもたち）が初めての経験だったこともあり、力を合わせて作業するものの大豆を潰すだけでも悪戦苦闘・四苦八苦していました。それでも約1時間頑張って仕込み、一人一人に準備された樽に1kg計量し、事前に描いていたシールを貼って作業終了！これから3月の修了式まで園の倉庫で熟成させることになります。同じ日、同じ材料で仕込み同じ倉庫で熟成しますが、置いておく場所で熟成の進み具合が変わってくるというのが面白い（不思議な）ところです。どうぞ3月を楽しみしていてください。子どもたちが計量し残った材料は別に購入希望された方や給食用として大きな樽2つに詰められ山形屋さんで熟成されることになりますので、食べ比べができることでしょう。     連日、里芋が掘り起こされることに悩まされていましたが、何とかいい方法がないか考え、カラスが嫌がるであろうキラキラ光るテープを畑の周りに張り巡らせると共に、仲間のカラスが捕えられたと思わせるカラスを作りキュウリ畑と里芋畑に飾りました。一羽のカラスが風の影響で形が崩れていましたが、それが魔女のように見えましたが、そのことも功を奏したのか、いつもと変わらず朝から北園庭で遊んでいたカラスたちが畑から距離を置いていて里芋が一つも掘り起こされた形跡がありませんでした。     気温が30度を越え、6月とは思えない暑さになり、4歳児そら組の子どもたちは水遊びに歓声を上げていました。