園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2019.07.20 サマーキャンプ №1「雨が上がり晴れ!!」

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ひかり組の待ちに待ったサマーキャンプです。天気予報ではカサマークがついて雨の場合を想定していました。それが、何と雨が上がり夕方近くには日が射し木漏れ日も漏れていたのです。皆の願いが通じたのかな?

2時になると荷物を持った子ども達と保護者の皆様が、続々とやってきました。エントランスのところでは担任の先生がお迎えしました。

森の中に小鳥のさえずりが響き、トンボが飛んでいました。子ども達は荷物をひかり組に置いて、開会式会場の野外炊飯場にグループ毎にやってきました。

開会式は礼拝から始まり、私の挨拶の後に本日お世話をするグループ担当の先生、全体のお世話をする先生の紹介がありました。

  

そして、楽しいキャンプを支えてくださる大学の先生や写真を取ってくださる渋谷さんも紹介されました。森の整備を支えてくださる緑の募金の横断幕を持って写真撮影もしました。

 

始めに宝探しゲームがあり、森の中や園庭を走り回り、宝箱の中にグループ毎に色が違うリストバンドゲットしました。畑のキュウリが随分できていました。

前にマーブリングをした用紙で飾りをつけた「フィールドスコープ」(万華鏡)に自然物を入れて不思議な世界を見て楽しみました。

どんな風に見えるの?こんな感じ。

そしていよいよ「夕食作り隊」出動です!大事なお米を炊くグループはカップでお米と水を測って、お米を研いでいました。お米に決まった量の水を入れると、タイムキーパー役の男の子が20分の時間管理でお米を浸します。そして、耐熱ガラスの鍋に入れて、野外炊飯場で薪で炊き上げます。

野菜を収穫してきたグループは水でよく洗いました。洗った野菜を切ってもらい、串に刺して炭で焼きます。野菜を串に刺すところは難しかったし、炭で焼くところは顔も熱くなっちゃいましたね。

 

この炭を起こしてくれていたのが西浦先生でした。

カレーを作るグループは野菜を切るレクチャーを受けて玉ネギから切っていました。皮をむいただけでも涙が出ていましたね。

ジャガイモはアルミホイルで面白いように皮がむけました。材料を持って野外炊飯場へ、肉、玉ネギの順に炒めてグツグツ煮始めました。

カレーも出来上がってきました。芝生の上では西浦先生がスウェーデントーチの準備を始めました。丸太に十字の切込みを入れた物に着火して火を熾していました。

 

夕食が始まりました。バーベキューの野菜は苦手な人もしっかり食べていました。とうもろこしが香ばしく焼けていました。ご飯もカレーも美味しい!おかわりをした人達もいて、あっという間にご飯がなくなっていきました。

夕闇の帳が落ち初め、スウェーデントーチの明かりが目立つ時間となりました。空には久し振りの夕焼けが見えています。何と日暮しが鳴いて夏の夜の趣です!

デザートのマシュマロを焼く時間です。串に2コのマシュマロを刺して焚き火台やトーチで焼きました。こんがり焼いたマシュマロはとろけて生クリームのようです。「おいしい!」と言う声が上がります。「しあわせ!」ですって。

暗闇が星を見せてくれました。皆の手にも星のようなオーロラランプが!それを持ってナイトウォークです。小さな明かりでは見えないところは声を掛け合って歩きました。

歯を磨きシャワーを終えた順に眠りました。ちょっと寂しくなった人もいましたが5分もすると眠りの世界へ。明日も晴れるといいね。おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

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