2023.08.02 距離感
今日は0歳児もも組のM君と3歳児にじ組のHちゃんの誕生日!そこで、いつものようにギターを準備し保育室へ向かいました。思い思いのおもちゃを使うなどして楽しそうに遊んでいたにじ組の子どもたちに「ねえ、今日はHちゃんの誕生日だから一緒にHappy -birthday歌ってお祝いしてくれないかなあ?」と声をかけてみると、みんながそれまでの遊びを中断し、次々「いいよ!」「いいよ!」と言って集まって来てくれます。そこで、ギター伴奏に合わせみんなで ♪Happy -birthdayを歌いお祝いしてあげたのですが、Hちゃんは、嬉しいけれどちょっと恥ずかしい。そんな表情でした。一方、もも組にもM君のお祝いに行ったのですが、随分慣れてくれたとは言え僕が保育室へ入って行くと、子どもたちの表情が強ばり、緊張感が漂います。そこで泣かれないで済むように微妙な距離感を取り、音も控えめにHappy -birthdayを歌ってお祝いしてあげました。今日が自分の誕生日だと分かるはずもないM君とクラスの子どもたちは、この人はなぜ突然やって来たのだろう?という表情を見せ、安全地帯(基地)である先生たちに近づき抱っこしてもらうなどしていました。それでも、以前のように保育室に入っただけ、目が合っただけで泣かれることがなくなり距離感が縮まった気がします。さて、こんな風に園舎内、あちこちウロウロ(移動)していると、子どもたちがどんなことをしているかがよく分かります。りんご組の保育室の壁にはフィンガーペイントをして描かれた作品が飾られているのですが、僕の目にはそれが世界地図のように見えてならず、数年出かけていない海外が恋しくなりました。また、1歳児ぶどう組で作った梅シロップを使った梅ジュースをA君が担任のC先生と一緒に僕(職員室)に届けに来てくれました。そんなA君に「ありがとう。これなあに?」と尋ねると「・・・・わかない」との返事が返って来ましたがクエン酸が入っている梅ジュースをいただき心身ともに疲労回復になりました。そして、暑さのためか今朝もミンミンゼミが地面を這っていたので潰されてしまわないように木に逃して(助けて)あげたのですが、僕たちが梅ジュースをいただき元気になるように、元気を取り戻し、素敵なパートナーを見つけて欲しいと思います。そうそう、帰宅する際にはなかなか気づかないところに、森のこども園の場所を知らせる案内が貼られていることを人文館から歩いて帰って来るときに見つけました。確かに初めてこども園を尋ねてくる方にとっては正門から遠い所にあるため、本当にこの道で間違っていないだろうか?と思ってしまうでしょうから、この案内表示に納得でした。