2025.06.27 どきっ!
毎朝の日課となった玄関の掃き掃除と外回りの見回りをしていた時のことです。カラスが野菜畑をいたずらしていないか北園庭の様子を見ながら園舎北西の斜面を覗いて見た時、産卵場所を探しにきたと思われる大きなミドリガメと目が合いました。その大き沙と迫力にびっくりしたのですが、どうやら突然現れた人間にカメも驚いたらしく動きを止めこちらを見ているのです。明らかに違うと思いつつもいなくなってしまったひかり組のカメールではないか確認してもらうべく、昨年度ひかり組の担任だったT先生と教頭のS先生にも見てもらいました。見た瞬間「違います」との返事が返ってきましたが、我々がフェンス越しに何かを見ていることを不思議に思った保護者と子どもたちが保育室に向かう前にカメを見て驚いていました。次々と人が増えてきたことに卵を産むには危険と判断したようでいくつか穴を掘ったものの卵を産むことなく諦めて森に逃げて行ってしまいました。
一方、子育て支援室前に置いてある平均台のような丸太をどかすと驚くほどの数のアリの卵が見られます。3歳児にじ組のR君とK君は保育室に向かう前にそのアリの卵の観察に釘付けになり、大慌てで卵を運ぶアリの動きをしゃがんで夢中で見ていました。また、3・4・5歳児が礼拝を守ために礼拝堂へ出かけましたが、ピアノ池にやってきていたカモが仲良く泳いでいる様子に気がついた子どもたちが喜んでいました。
兵庫県姫路市の短大の理事長先生、学長先生、附属幼稚園の園長先生がこども園の見学に来園されたました。正門で到着をお待ちしながら、旧園舎跡地にできた駐車場を見に行きってみました。当時の形跡はほとんどなく、その変化に驚きながら坂を下ってきましたが、そこからすっかり緑に覆われた泉ヶ岳が見えました。ニュースによると今年は梅雨明けが早そうとのことですので、湿度がないカラッとした涼しい風が泉ヶ岳から吹いてくれるのを期待したいと思います。