園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2018.10.09 のぞいてみよう土の世界!

長い連休明けの火曜日は曇り空です。外で活動するのにはもってこいの気温でした。

本日は仙台市の環境プログラムから「のぞいてみよう土の世界」をひかり組が体験します。講師は以前「いのちの粘土だんご」で来て下さった“シンプル&スローライフ”のメンバーの方達でした。

地表の温度を測っていた方が「畑の表面は30度ね」「芝生の上は16度」「30度を越えると葉っぱや動物の死骸を分解する微生物はいないのね」と先生達につぶやいて地表や土の中の温度も測っていました。そして、子ども達に森の中の表面の土をスコップで採ってこさせました。

採った土をふるいにかけて、木のテーブルの上に細かくなった土と小さな虫が見えました。すると先生は土の世界にすむ虫達やその役割を紙芝居のように話して下さいました。出席した26人の子ども達は真剣に話を聴いています。

「たくさんの虫達が葉っぱを分解してくれなかったら、この森は葉っぱで溢れてしまっていますね」先生が話されている内容は先生達にとっても興味津々です。《シャーレ》《ピンセット》《虫めがね》を使ってやる活動は科学の世界です。

子ども達の興味は尽きません。最初から最後までたっぷり1時間の有意義な活動でした。子ども達がいなくなって片付けをしていたメンバーの方が「虫がたくさんいましたねぇ」と話していました。今回のプログラムに応募したのは本園だけだったそうです。本来は小学生対象だったらしいのですが「またやりたい!」とい子ども達に、「シャーレ」を「買わなくちゃ」と思った先生達でした。

今日の午後のおやつは芝生の上です。香ばしい香り漂っていました。栄養士の先生が炭でおにぎりを焼いていました。醤油を塗った後の香りは「はやくたべたい!」気分満開です。ちゃぶ台に縦割りで本日小学校がお休みの小学生も座り嬉しい時間になりました。

美味しいおにぎりを食べながら外で食べた味は忘れないでしょうね。

 

 

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