2023.08.23 restart
今日から二学期の始まりです。夏休みを終えた1号認定の子どもたちは久しぶりに友だちや先生たちに会えることが嬉しくニコニコして登園し、休み中の出来事を友だちや先生たちに伝えるなど賑やかさが戻ってきました。中でも5歳児ひかり組の子どもたちは休み前と変わることなく早速虫探しを再開し、丸太に見慣れない黒い物体があるのを見つけて取り囲み「これなんだろう?」「気持ち悪〜い」と大騒ぎしていました。また、始業式のために全園児が森の広場に一堂に会して礼拝を守り、担当の先生たちが準備してくれていた二学期に予定されている様々な行事を紹介・確認して気持ちを高めて二学期を始めることができました。一方、もう少しだけ夏休みが残っている児童クラブの小学生たちは、部屋の前にカプラで作品を作り通行止めにする知らせを張り出していました。また、甲子園球場で行われていた高校野球の決勝戦で地元仙台の育英高校の試合を見たい・応援したい。そこで生でTV中継を見たいので職員室の僕のところに許可をもらいにきました。しかし、できればTVの視聴は避けたい思いもあり、こども園にはTVもアンテナもないことを伝え、どうしてもというのであればラジオで中継を聞きながら状況をイメージすることの大切さを話してみたのです。しかし、野球好きの(チームに入っている)子どもたちがバッティング(スウィング)や守備の様子をどうしても見たい、PCを使えば視聴できるというのです。ここまで自分たちの気持ちを伝えることができるようにができたことを評価しつつ、映像は見てもいいけれど、音声はラジオで聞くこと、野球のルールを知らない、また興味のない友達にも楽しさを伝えるためにもホワイトボードを使いカウントやランナーの有無、スコアボードに点数を書くことなど、算数や英語の学びにつながるいくつかの約束事を決めて許可することにしました。この判断がどうだったかはわかりませんが、大人に言われたことを聞き入れるだけでなく、自分たちの気持ちを伝え納得させる(してもらうこと)の難しさを学べたことは良かったのではないかと思っています。子どもたちの応援虚しく試合結果は準優勝でしたが、すでに春の選抜大会、そして来年の夏の大会へと準備が始まっていることでしょう。0歳児もも組の保育室には夏をイメージさせるようにクラゲの制作物がぶら下げられ、子育て支援室前の園庭から中高の校舎方面を見上げるとその斜面に白い百合の花が咲き、暑さも変わらず続いていますが、夕方6時半頃のなると暗くなり始めるなど日が短くなっていることから夏が過ぎ季節は確実に秋になっていることに気付かされました。