園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2023.09.01 老いは足から

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国内の自然災害で最悪の犠牲者を出した関東大震災の発生から100年となった今日、こども園では保護者の方々にご協力いただき、暑い中「引渡し訓練」を行いました。保護者の方々にとってはメールを確認しお迎えに来なければならず大変なことですが、「今日は早くお迎えに来るからね」と言われている子どもたちにとっては、いつもより早くお迎えに来てもらえることが嬉しくて朝から何だか上機嫌。しかし、東日本大震災の経験から行われるようになったこの引渡し訓練、実際にあの日と同じ規模の災害が起きたならば、事前に告知してある訓練のようにはいくはずもなく、子どもたちも保護者の方々も我々職員も緊張感と不安感で混乱することでしょう。だからこその訓練なのですが、訓練のような災害が起こることがないことを願うものです。さて、9月になっても真夏のような天気・気温が続くことから外遊びの時間を制限したり、運動会の日程を涼しくなるであろう頃に変更する園が増えています。こども園では天気次第で大学の体育館を会場に行うことができるように手配してあることから、日程変更をすることなく行う予定です。その運動会に向けて各クラス話し合いをして準備を始めているようです。5歳児ひかり組はテニスコートに行きM先生とT先生に早く走るためにはどうしたらいいかレクチャーを受けてかけっこをしているのが職員室の僕の席から見えたので様子を見に行ったとこ、丁度最後子どもたちの順番だったので一緒に走らせてもらいました。幸いまだ子どもたちには負けることはなくホッとし頼も束の間、M先生が「ねえ、T先生とどっちが速いか見てみたいよね」と学生時代陸上をしたいたT先生とのかけっこという予想もしていないこと言い出すではありませんか。その問いに子どもたちが反対するはずもなく・・・。ストレッチもこともなくスタートラインに・・・。そして子どもたちみんなの注目の中、M先生の「ヨーイドン」の掛け声に正面のフェンスに向かって走ったのですが、T先生は僕に気を遣ってくれたのでしょう。T先生より先にゴールすることができました。こんなことが起こるのであれば、も少し子どもたちと一緒に走ることができる体力を維持するために身体を動かしておかなければなりません。そのためにも老いは足からということで八木山の坂を自転車で上って通勤していた時のように少し涼しくなったら自転車通勤をしてみようかなあ?そんなことを考えています。そして、運動会を楽しみに準備をしている子どもたちのために当日に間に合うようにペンダントの制作を始めました。暑さを少しでも避けるために日陰でしていたのですが、時間が過ぎると日向になってしまい直射日光を浴びることに・・・。そんな地球の自転を感じつつも場所を変えることなく日光浴しながら作業を続けたため、さらに腕が煮込んだ玉こんにゃくのようになりました。そして森にはキノコが出てくるようになりましたが、もうしばらく水遊びは続きそうです。

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