2023.07.19 ?!♡
森のこども園では、「?」何だろうどうしてだろうと不思議に思う心。「!」すごいなあきれいだなあと感動する心。「♡」人と協力し温かく接する思いやりの心。の三つを育むことを保育のコンセプトとしていますが、実は子どもたちに勝とも劣らない位、僕がこの三つのコンセプトに毎日出会っているように思えてなりません。特に自然との関わりで感じることが一番多いのですが、子どもたちの言動に「ハッと」させられたり、笑ってしまったりすることも日常茶飯事!昨日の夕方もこんな出来事がありました。にじ組のS君が降園する際、職員室で仕事をしている僕に窓越しに「さようなら」をしにきてくれたのですが、僕の顔と腕を交互に見て「ねえ、園長先生の手(腕の意)どうしてそんなに黒いの?」と赤ずきんちゃんがお婆さんになりすました狼に尋ねるような質問をされました。そこで、自分ではそれほど黒いとは思っていなかったのですが、「あのね、汚れてるの!」とふざけた返事をしたところ、納得したようで「ふ〜ん」と言って頷き、すぐ近くにいるお母さんのところに向かって行きました。そんな会話を目の前で聞いていた教頭のS先生は大笑いしていましたが、S君の心の中には僕の腕の黒さが「?」と映ったのでしょう。一方、今日の僕の「?」「「!」「♡」は水の森公園方面の森の上だけがまるで山の上にある温泉街の朝のようにもやが掛かっていて幻想的に見えたこと。そして、あんなに土砂降りの雨に打たれても野菜たちが生き生きと育っていること。また、大きく育ち始めているスイカが動物たちに食べられないように竹の籠が被せたあったことでしょう。
さて、明日から夏休みに入るために終業式が行われましたが、その際、先生たちが休み中の注意喚起を促すために見せてくれた寸劇に思わず笑ってしまいました。もちろん、明日からもこれまで通り登園する子どもたちも大勢おりますが、この季節にしか味わえないことをたくさん経験し、夏休み明け元気に登園してくれることを祈っています。