園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2020.08.26 青空、蝉しぐれ、水遊び!

本日も朝からうだるような暑さです。ドライブスルー登園が終わり、森の道を歩き園に戻ってきたときは汗びっしょりでした。
森の中は木立が日陰を作りひんやりとします。ホトトギス、ミズヒキ、ミツバセリを見つけました。今年は特にキボウシの花をたくさん見つけました。いつの間にか増えていたんですね。

にじ組さんが水遊びをしていました。「今日は水遊びができないの?」「うん。」「足が気持ちいいでしょう?」タライに足をぶらぶら入れた子がみんなの遊びを見ていました。にじ組さんは以前よりスプリンクラーの水を恐れなくなっていました。

野外炊飯場の周辺では、ひかり組とそら組が遊んでいました。地面は土がすっかり乾いてサラサラでしたが、その土を使って遊んでいた人たちもいます。テーブルの上では図鑑を広げながら捕まえた虫を見ていた人もいます。

木の根元に人だかりです。「何を見つけたの?」「けむしだよ」小さな青虫が気を上っていくとこでした。そら組の子ども達に呼び止められました。「これから、みずあそびなんだ。」「それじゃ後で見に行くね。」

そら組さんはいつも私のことをじっと見て何かしら褒めてくれます。「そら組さんの笑顔も可愛いよ。」と私も負けずに褒めました。朝にそら組のお母様に「園長先生の帽子可愛いですね。」と褒められました。褒められるのはいくつになっても嬉しいものですね。そら組はみんな褒め上手です。

一度事務所に戻って北園庭に行くとそら組さんの水遊びが始まっていました。

青空と白い雲、水の冷たさ、トンボが行きかうのを気にも留めず水を追いかけている子ども達。この情景が思い出になるためにはあまりにも幼い記憶でしょう。日々の行動の中で過ごした記憶は1人1人の人間性の土台になって行くのですね。映画のワンシーンを見ているようで感傷的になってしまいました。

 

 

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