園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2020.09.25 雨の一日は…「蜜蜂の世界を知ろう!」

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心配された台風は熱帯低気圧になっていますが、仙台は風と雨が強くなるのが懸念されました。ですが午前中は雨脚はさほど強くなく、風もまだ強くはありませんでした。

もも組はおやつの時間です。低月齢児の2人はおやつがまだ出ていないので、玩具で遊んでいましたが、1人の子が「わたしのは?」とでもいうようにハイハイをしてテーブルの側に近づいていました。高月齢児は私を見て、硬い表情になった人もいますが泣かずに頑張りました。(おやつが見えているしね。)

ぶどう組は「にんじんはニンニンニン」「だいこんはコンコンコン」と先生がパネルを見ながら歌い、手遊びをしながらおやつ前のひと時です。ずいぶん集中して見ているようになりましたね。

りんご組のおやつの時間になんだかニコニコ。「今日はパン作りするので見に来ませんか?」とお誘いをいただいたのですが、行って見た時にはパンの生地で形を作った後でした。

焼くまでに発酵が進んでいたので、焼き上がったパンを給食の時にりんご組みんなで食べました。私も検食にいただきましたが、ほんのり甘いパンはもちもちしてとてもおいしかったです。

「ハチミツの世界を知ろう!」-ひかり組-

大学の藤原先生がハチの巣を入れた観察ケースとハチミツを持参して、みんなの広場でひかり組に見せてくれました。

A~Dのうちミツバチはどれ?と言う質問がありました。ミツバチの群れのメンバーのの働きバチは実はメスです。女王バチは生まれてから選ばれて、ローヤルゼリーで大きくなるんですって。

持ってきた巣箱にいる女王バチは「はにかみ女王」なんですって。藤原先生はどうしてそれが分かるんでしょうね。「はちこわい」と言っていた子に「ガラスに入っているから大丈夫、今日は近くで見れるチャンスだよ。」と言いました。

すると怖がっていた人も観察ケースに入ったミツバチをしっかり見て、ハチミツも味わっていました。ハチがもういないハチミツが入った巣を、それごとすくって食べさせてもらう体験もしました

蜜蠟も見せてもらい、お部屋で蜜蠟ローソクも作ったそうです。集めた花の蜜によってハチミツの色が違うことも教えていただきました。トチノキ(マロニエ)の蜜はさらっとして味の良い宮城学院産です。他にもクローバーやタラの花などもおいしい蜜が採れるそうです。ハチミツも種類違いで食べてみました。

  

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