2024.11.19 興味津々
昨年より数日遅い初雪となった今朝の仙台、子どもたちが登園してくる頃には雪ではなくみぞれが降っていて、大人は「寒いですね」が朝の挨拶でしたが、子どもたちにとっては嬉しい出来事で「ゆきがふってきた」と喜ぶ姿が見られました。あちこちの保育室から少しずつクリスマスの讃美歌が聞こえるようになり広場や保育室で過ごす子どもたち、そして、1歳児ぶどう組の子どもたちがお散歩車に乗って学内に散歩に出掛けて行った頃、こども園にクレーン付きのトラックに載せられてお願いしていた砂場の砂が届きました。教頭のS先生も「せっかくだから下ろすとこを見てほしいですよね」と僕同様の思いを持っていてくれていたこともあり、保育室で過ごしていた子どもたちに声をかけてくれたようで、素敵なものを載せたトラックが来たことを聞いて見にきてくれました。大きな袋に詰められた砂が軽々とクレーンで吊され園庭に置かれるのを見ていると一見簡単そうに見えますが、無資格ではできない操作が難しい仕事、その様子を「がんばれ〜」と声援を送りながら目を輝かせて見ていました。そして、全ての袋を下ろし終えトラックが帰っていくとき「ありがとう!」とお礼を言って見送ってくれました。子どもたちにこの砂を砂場に運ぶ手伝いをしてもらうことになりますが、喜んで手伝ってくれることを願うものです。
さて、先日の芸術祭の時に作られたカラフルに塗られたどんぐりが入った箱が廊下に置かれたテーブルに置いてありました。それを見た時、昔は駄菓子屋などで売っていて(子どもたちのおじいちゃんおばあちゃん世代でないとご存知ないかと思いますが)小さい頃に遊んだ地面に叩きつけると爆発し大きな音がする「かんしゃく玉」を思い出し懐かしく思いました。今では子どもたちが集まれるような駄菓子屋も、ましてや、かんしゃく玉を売っていることもないでしょう。そう考えると自由で楽しい時代に幼少期を過ごしていたことを感じます。