園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2023.07.25 素晴らしい先生

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1号認定の子どもたちが夏休みに入り、何となく寂しさを感じていたのですが、そんな1号認定の子どもたちに代わり、小学校も夏休みに入ったことで児童クラブを利用する子どもたちが朝から登園してくるようになり、これまでと違った賑やかさと雰囲気が加わっています。そんな小学生の子どもたちを対象に「森の教室」が行われたのですが、担当してくださったのが森のこども園の前園長の末光先生が三角形の3つの頂点からの距離の合計が最小になるフェルマー点を探すという楽しいけれど低学年の子どもたちには高度なことをしてくださいました。この日のために打ち合わせのためにいらしてくださった時の先生の生き生きとして嬉しそうな表情、そして、全ての取り組みを終え、職員室へ戻り一休みをしている先生と一緒に給食を食べるために、迎えにきてくれた子どもたちと児童クラブへ向かう先生の表情もとても嬉しそうでした。今日のこの取り組みをきっかけに学校で習うことのない様々なことに興味関心を持って欲しいと思いました。一方、北園庭では涼を求める子どもたちがスプリンクラーの回転に合わせ一緒に回っていましたが、南園庭で育てられている朝顔や風船カズラはあまりの暑さにグッタリ!ところが、木々が日陰を与えてくれている森に足を踏み入れただけで気温が1〜2度涼しいことが感じられるのです。そして、その森にサマーキャンプで5歳児ひかり組の子どもたちが仕掛けたトラップには胡桃が一つだけ残っていたのとカナブンの仲間と思われる虫がやってきていました。また、園舎を見下ろすことができる斜面には誰にも気づかれそうにないところでユリが見事な花を咲かせ、クリスマスリースなどに飾りつけれれる「サルトリイバラ」「サンキライ」が育ち、苔に覆われたコンクリートの擁壁の上には未成熟のドングリが落ちていました。今週は連日暑い日が続きそうですが、自然界はしっかりと秋に向けて歩みを初めていることを感じさせてもらえます。

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