園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2021.10.04 秋に見つけるものは?

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「えんちょうせんせい!とんぼいる!しゃしんとって!」子ども達の大きな声で呼ばれました。「この写真で分かる?」と話していたら「ぼくはつかまえた!」とトンボを掴んで見せてくれた人もいます。隣の子が「これ!」と見せてくれたのは「?」、ギューッとつかんだ手を緩やかに開くとカナヘビに木の実を食べさせていました。

 

担任の先生から「生きている虫じゃないと食べないよ。」と言われカナヘビを虫籠に戻しました。無言で握ったものを見せてくれたのはりんご組さん。中の大きな虫はカマキリでした。動くので開いて見せられなかったです。かなり大きなカマキリでした。

何やらにじ組が集まって先生の説明を聞いていました。何をするのかな?と思ったら、フェンスの所に絡んでいた朝顔の蔓から種を取っていたのです。

森の入り口ではひかり組が遊んでいました。野外炊飯場の斜面の下にはミズヒキが赤い花を咲かせていました。

木の実や花や虫を探しながら子ども達の写真を撮っていたら足元に小さな白い花が見えました。

新鮮なミョウガでした。子ども達に教えてもいまいち反応がありませんでした。もも組がゆったりと砂場の上や芝生に座っていました。北園庭の端ではりんご組が遊んでいました。

 

用事で児童クラブに呼ばれて行ったとき表の子ども達から声をかけられました。南園庭に移動していたにじ組が斜面の朝顔の種取りをしていました。

 

ぶどう組が散歩車で通りかかりました。北園庭の端に落ちていた青いどんぐりは、いつの間にか茶色のどんぐりになっていました。週明けの月曜日、優しい日差しの中でゆっくりした時間が流れていました。

レイチェル・カーソンの著作《センス・オブ・ワンダー》の最後は下記の文章で締めくくられています。
「自然にふれるという終わりのないよろこびは、けっして科学者だけのものではありません。大地と海と空、そして、そこに住む驚きに満ちた生命の輝きのもとに身をおくすべての人が手に入れられるものなのです。」

 

 

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