園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2025.03.25 現場検証

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終業式を終え、春休みに入った児童クラブに通う小学生たちが朝から登園してくるようになり、いつもと違った雰囲気、賑やかさが感じられます。そんな小学生たちが荷物を片付け終え9時頃から外に出てきてサッカーや缶蹴りなど思い思いの遊びを始めました。するとロータリーでチョークで絵を描き始めた1年生のMちゃんが「ねえ、園長先生、ちょっとここに寝てみて」と言うのです。せっかくのご要望ですので空を見上げるようにアスファルトの上に大の字に寝転がると案の定「動かないでね」と言って鑑識官が事故現場で証拠を残すためのように僕の人形を取りはじめました。その間数分、じっとしながら空を見上げていたのですが、雪や氷が融けた地面から背中やお尻を通して伝わる地面の硬さと心地よい冷たさが、改めて春が近づいていること、そのためにアリが活動を始めたことを再認識することができました。

因みに描きあがった園長の人型からは大量の血液が流れた跡と凶器となった刈り払い機の刃を含めた刃物数個と顔の表情までが加えられました。その後、多くのクラスの子どもたちもお絵描きに加わり、チョークで化粧したかのようになった子どもたちはカーニバルに参加できそうなくらいでした。また色取り取りのチョークで描かれたロータリーは春が訪れたようになりました。

森ではそろそろカタクリがひっそりと咲き始める頃だろうと思い確認しに足を踏み入れてみました。しかし、あちこちに葉が確認できたものの、園庭より少し気温が低いこともあるのか、開花にはもう少し時間がかかりそうな印象をでした。

さて、短期間で行われた水道の緊急工事が無事終了しました。今日もたくさんの子どもたちが作業の観察にやってきて中々見ることができない働くクルマや機械(道具)に釘付けになっていました。転圧機で砕石を固めた後、ローラーで地面を均していく作業を見ていて思ったこと。それは、段差を降りる際に角材を準備しアスファルトやコンクリートの角が痛むことがないようにそこから均す地面に下りるという丁寧さと木という素材の存在、強さ(万能性)に驚かされたことです。  作業が終了したことでこれまで通り駐車場が使えるようになります。数日間ご不便をおかけいたしました。駐車スペースの変更についてご理解・ご協力ありがとうございました。

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