2023.08.30 涙のBirthday
8月も明日一日を残すだけとなり9月を迎えます。今月は夏休み期間があったため、月末の今日が8月生まれの子どもたちの誕生会となりました。この日のため、一ヶ月間楽しみに待っていた子どもたちとそのご家族。しかし、急に増えた感染症の感染拡大の防止を優先し、いつもなら子どもたちが広場に一堂に会して行う誕生会を各クラスで行うことに変更しました。しかし、コロナ禍の数年間、様々な制約の中で過ごしてきて、園生活の残りが7ヶ月だけとなった5歳児ひかり組のS君のお母さんが「クラスごとでも構わないけれど、何とか広場で開催してもらえないでしょうか?」というご質問・ご提案をいただきました。考えてみれば各クラスでお祝いするのですから、当然広場は使用するクラスはなく、保育室で行っても広場で行っても同じこと。そこで、それはいいご提案・気づきをいただいたと判断し、ひかり組だけは広場でお祝いしてもらうことにしました。この判断にS君もS君のお母さんも喜んでくださり、今朝も嬉しそうに登園してくれて、念願の誕生会に参加してもらうことができました。いつもの誕生会であれば、先生たちのお楽しみを見せてもらうなどがありますが、そのお楽しみがなくとも楽しく心に残る誕生会になったことが、弟のK君をお迎えに来た時のS君の喜び様から伝わってきました。そんなS君の反応とは正反対にぶどう組のSちゃんのお祝いに保育室に行った時にはSちゃんだけでなく、Hちゃんにも大泣きされ喜び溢れる誕生会とは程遠い涙のBirthdayとなりました。誕生会後、今日も暑さを凌ぐため多くのクラス・子どもたちが北園庭で水遊びに興ずることもできましたが、スプリンクラーの修理後、剥がした芝の養生をしていたのですが、土が水で柔らかくなり抜けやすくなっていた芝を抜いて大喜びする様子が・・・。思わず「ねえねえ、芝枯れるからそれはやめて」とテラスから叫んだのですが、間違いなく根付くことなくハゲてしまうことでしょう。これが関西であれば「芝枯れる」ではなく「しばかれる」のですが。