2023.04.25 当たり前じゃない
普段、この森のこども園で過ごしていると当たり前のことになっているであろうこども園を取り巻く特別な環境。5歳児ひかり組の子どもたちはそんな特別な環境の中でロープ登りをするために園庭から続く森へ出かけて行き、それぞれ宝物を手にして戻ってきました。まるで、北欧やドイツの子どもたちのような取り組みは、他の園では中々できない贅沢な時間と空間を満喫していると言えるでしょう。着任したばかりで何も分からなかった時(今でも分からないことだらけですが)学内の遊歩道を案内してもらいながら散策した時には気づくことができなかった山菜が自生していることを昨日いらしていただいた造園業者の方に教えていただきました。今日、改めてその森に足を踏み入れてみましたが、栗の木など伐採された木々が積み置かれた様子を見た時、以前勤務していた保育園であれば暖炉(薪ストーブ)の燃料として使ったのに!こども園にも暖炉が設置されたら燃料に困らなかっただろうに・・・。そんなことを思わされました。東日本大震災の時もそうでしたが、災害があった時に何気ないと思っている日常は実は特別なことであることを痛感させられます。当たり前ではない森のこども園の環境・生活に子どもたちが気付くのは大人になった時なのかも知れません。その時、ここで育って良かったと思ってもらえる日々・園でありたいものです。
Contents
- 2025.08.06 「明日が来る」ことが・・・
- 2025.08.05 いつからだろう?
- 2025.08.04 さて、どうなるやら
- 2025.08.01 新たな1ヶ月の始まり
- 2025.07.31 大賑わい
- 2025.07.30 どうして
- 2025.07.29 こんなに!?
- 2025.07.28 夏の虫たち
- 2025.07.25 変わらない!?
- 2025.07.24 お願いですから・・・