2024.12.16 寒い中でも・・・
今朝もロータリーの水たまりが凍ってしまう寒い朝でした。その寒さで園舎までの坂も霜が降り滑りやすくなってきましたので登園の際、転んだり事故につながったりすることのないようにお気をつけください。
そんな寒い中でもどうやらモグラは活発に活動しているようでトンネルを掘った跡と思われる砂が残っていました。冷たく固くなってきている土をスコップなどの道具を使うことなく小さな体で穴を掘るのですから驚きです。また、北門へ向かう坂の途中に芽を出したどんぐりが落ちていました。フワフワな腐葉土の上に落ちれば、根を張って木になる可能性もあるかもしれませんが、僕が見つけたのはアスファルトの上、このままでは車に踏み潰され木になることはありません。そこで車にも子どもたちにも踏まれることのなさそうな森に埋めてあげようと拾ってきましたが果たして育つでしょうか・・・。
さて、3・4・5歳児の礼拝を終え、職員室で仕事をしている時、0歳児もも組のM先生が「園長先生、今日もこの前のところにカモシカが来ています」と教えに来てくれたので様子を見に行ってみるとすでに子どもたちがフエンス越しに森を眺め「カモシカさーん」と叫んでいます。そんな子どもたちをじ〜っと見つめながら草を食むカモシカ、もも組のN先生の「園長先生、どこまで近づけるか行ってみてください」とのリクエストに応えカモシカが驚いたり脱げてしまったりしないようにゆっくり近づいてみました。フェンスを挟んでの距離は10メートル程度でしょうか、それでも逃げずにこちらを見ているカモシカ、結局僕が根負けしたように後退りして戻ってきましたが、なんとも不思議で贅沢な時間でした。