2023.06.13 守ってください!?
先週水曜日、園庭の畑の片隅の片隅に教頭のS先生が蒔いた“おかひじき”の種がたった1週間で小さな芽を出し始めました。“おかひじき”と書いた看板を立てることもなく、拾い集めた枝で囲っただけの小さな畑は一見しただけでは特別感もなく、芽を出した“おかひじき”も種を蒔いたS先生とそれを知っている数人だけ!そんなこともあり育ち具合を見に行くと誰の仕業か必ず枝が散乱していて、今日もS先生が丸太を踏みつけて直したようです。その側の児童クラブの畑では食べられそうなきゅうりが一本ぶら下がっていて、子どもたちの口に入るのも時間の問題のようです。一方、5歳児ひかり組の子どもたちが植えた田んぼの稲をKさん(田んぼの先生)が育ちを心配し見に来て下さり「しっかりと根を張り葉が増え順調に育っている!」「また見にきます」とお墨付きをいただきました。また、北の園庭と森(野外炊飯場)を仕切るフェンスのところにはミョウガが生き生きと育っていることに気づきました。ジメジメした湿度の高いところを好む植物でこれからミョウガの子どもも出てくるとか・・・。その様子を思い浮かべ、ミョウガだけでなくこれから旬を迎えるシソと一緒に鰹のタタキを食べたいなあ?そんなことを考えてしまいました。しかし、そんな思いも野菜たちがしっかりと育たなければ叶わぬこと。先生たちもそんなことをしっかり認識していて、ひかり組の子どもたちがいつの間にかかかしを立ててくれていました。ただ、問題なのはかかしが可愛らしい顔をしていてカラスを脅して追い払う「Scarecrow」とは程遠いということでしょう。夕方、家に帰る前にI君が職員室の僕のところへ「園長先生!虹がみえるよ」と教えに来てくれました。そこでにわか雨が降る中、外に出て教えてもらった空を見てみると園舎の上に見事な虹がかかっていました。しばらくぶりに見た虹、何かいいことがある前触れだといいのですが・・・。