園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.12.18 子どもは風の子

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この数日、霜が芝も落ち葉も白く覆っていますが、それが不思議だったり嬉しかったりするのが子どもたちの仕事のようです。ひかり組のNちゃんは何とかして葉っぱに降りた霜を保育室まで持って行きたいのですが、途中で融けてしまうしまうかこぼれ落ちてしまうかで思い通りにいかず今朝も悔しがっていました。また同じひかり組のSちゃんは丸太に降りた霜を指先に載せて「これなあに?」と嬉しそうに聞いてくるので「雪みたいだけど、雪じゃなくて霜って言うんだよ。かき氷みたいだけど舐めてみたら?」と自分が幼い頃したようなことを勧めたのですが間髪いれず「それは無理」と当然の返事が返ってきました。今のところ霜が降りる程度で積雪には至っていませんが、4歳児そら組のT君が今朝登園してくるなり「明日は雪」と断言していました。果たしてこの予報(断言)当たるでしょうか!?

さて、日中日が差してあっという間に霜は溶けてしまいましたが、気温はさほど上がりませんでした。そんな中でも3歳児は学内に散歩に出かけ、0歳児もも組もロータリーのところに出て遊んでいましたが、担任の先生たちがフリーハンドでアスファルトに描いた子どもたちにお馴染みの絵の上手さに驚きました。また、午後の保育の時も寒い中、北園庭で遊んでいましたがもも組のN先生が園長先生、今日はシラサギが来ています」と教えに来てくれました。そこで北園庭に行ってみると、隣接する森の中にある池で何かを啄むシラサギが見えました。この寒空の下、シラサギのように水の中に入っていることを考えた(想像した)だけで寒さが増しました。反対に今朝出勤するとテーブルの上に昨日の夕方1歳児ぶどう組のS君が届けてくれたと言う玩具が申し送りのメッセージと共に載せられていてほっこり暖かくなりました。   

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