園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2025.03.03 園長保育!?

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栄養たっぷりの畑で来年度美味しい野菜を栽培・収穫できるように、先週土曜日にYさんに黒土と堆肥を搬入してもらいました。何も知らずにいた、この日登園していた子どもたちはYさんの来園に気付いて「あっ、Yさんだ!」と駆け寄ってきて「どうして今日きたの?」「何しにきたの?」と質問を投げかけます。そんな子どもたちに、美味しい野菜が作れるように土と栄養を運んできてもらったことと、これから畑まで運ばなければならないことを伝えると「やりた〜い」「手伝う」といって軽トラックの荷台から降ろされた土や堆肥を手押し車に載せて畑まで運ぶ手伝いをしてくれました。1歳児ぶどう組のR君までが土を載せて重くなった手押し車を上手に操縦できるのですから驚きでした。土曜日には管理機をかけることができなかったため、今朝、子どもたちが外遊びを始める前に作業に取り掛かりました。作業すること1時間弱、全ての畑に管理機をかけ終えるとカチカチだった土がフワフワになりました。すると、土が耕かされたことで餌になる虫を見つけたのでしょう。一羽のハクセキレイが畑にやってきて警戒しながらも畑を行ったり来たりしていました。

さて、今日は桃の節句(ひな祭り)ですが、2歳児ぶどう組の子どもたちは先日制作を終え、保育室に飾られた内裏様とお雛様の下で、ゴザを広げ人形を使ってごっこ遊びに興じていました。一方、5歳児ひかり組は先週に引き続き15日に迫った修了式の準備に取り組んでいましたが、修繕工事が済んだ大学講堂では高校の卒業式が行われました。昨日・一昨日の春のような暖かさから一転し、寒く感じる1日となりましたが、確実に別れの時と春が近づいていることを思わされます。

先週、3・4歳児の先生たちからのリクエストをもらい、幼稚園教諭一年目に子どもたちと作った大型紙芝居を披露しに保育室にお邪魔させてもらいました。汚れないように包んでいた新聞紙の色が変わってしまうほど何年間も読む(読まれる)ことなく、それでも処分できずにいた作品が日の目を観ることができてよかったです。また、ストリーを忘れることなくしっかりと話すことができたことは“昔取った杵柄”ということなのでしょうか・・・?物忘れが酷くならないように、時にはこんな刺激が必要そうです。

     

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