2025.03.14 名残惜しい
明日の修了式が最後の登園となる子どもたちにとって、今日は普段と変わらず過ごすことができる最終日となります。それを知っているからなのでしょう。朝早くから南園庭に出てきた子どもたちがエントランス付近まで三輪車に乗ってやってきて、登園してくる子どもたちを後ろに乗せて保育室まで送り届けてくれるのです。その様子がタイで有名な三輪タクシー「トゥクトゥク」のように見えて何とも微笑ましく、子どもたちを連れてきてくださる保護者の方々からも笑顔が溢れていました。
その後も外遊びができれば良かったのですが、砂埃が巻き上がり、枝が落ちてくるような強風が吹いたいたこと、また、枝が園舎に落下してくることがないように枝の剪定作業もあったこともあり、大好きな森で遊ぶことができませんでした。しかも、子どもたちの遊具となっていた木に巻き付いていた蔦が切られていく様子を保育室から眺め、「どうして切っちゃうの!」「切らないで」と話す様子がありました。本当はそのままにしておきたいところですが、万が一枯れた枝が子どもたちのところへ落ちてきたり、園舎に大きなダメージが発生し、保育ができなくなるということを考えると「背に腹はかえられぬ」ということになり、子どもたちの願いは叶わずとなりました。一方、本格的に伐採となった際は、何とかして子どもたちにとっても園にとってもインパクトのある方法で残してあげたいと思っています。
pepper君のデジタル紙芝居と対照的に園長のアナログ紙芝居をりんご組にも披露することにしました。子どもたちは給食を食べ終え、片付けを済ませると「園長先生準備できた」と呼びにきてくれました。さて紙芝居の感想は・・・。