園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.11.15 収穫感謝とクリスマス

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収穫感謝礼拝を守るため、芸術祭で描かれた絵が残るロータリーを後にして、0歳児もも組から5歳児ひかり組の子どもたち皆がこども園から礼拝堂へ向いました。最短距離は100段階段を上っていくことですが、まだまだ階段を歩いて上ることが難しい0歳児もも組と1歳児ぶどう組の子どもたちはお散歩カーに乗って礼拝堂へ向かわなければなりません。しかし、園を出てすぐに現れる長く続く坂道が待っています。ぶどう組の担任はその坂を数人の子どもたちを乗せて押しながら進まなければなりません。そこで「押すか引っ張るか手伝うよ」と声を掛けたところ、「じゃあ、誰かと一緒に歩いてもらえますか?それだけでも全然違うので・・・」と返事が返ってきます。そこで、一緒に歩いてくれると言ってくれたS君をお散歩車からおろして手を繋いで担任たちを追いかけながら歩くことになりました。途中、落ち葉を拾ったり、駐車してある車を指さしてみたり、大人でも結構大変な坂を終始ご機嫌で歩き、お散歩カーが上ることができない階段の代わりにエレベーターで上ってくるのを「まだ来ないね⁉︎?」といいながら待つ余裕(体力)まで見せてくれました。そして目的地である到着した礼拝堂には昨日のうちに運んでくれた野菜や果物が飾られ、その並びには早くもクリスマスツリーの準備も飾られていて子どもたちもクリスマスが近づいていることを感じてくれたと思います。そんな中、お話しをしてくださったO先生にもも組の子どもたちが果物を渡してくれることになっていたのですが、H君は果物が入っている袋は自分の物と思ったのか握ったまま離そうとせず担任二人もO先生も笑っていました。何とも0歳児らしい微笑ましい姿でした。来週月曜日には礼拝堂等を彩るイルミネーションの点灯式が行われ一気にクリスマスモードになることでしょう。その点灯式に演奏するのか4限目の授業を終え、園に戻ろうとした際、ピアノ池の前で音楽科の学生たちが先生の指導のもと「もろびとこぞりて」の練習をしたいましたが、学内に響く贅沢な音色に癒されました。
     

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