2022.06.28 のぞいてみよう にぎやかな土の世界
6月27日。こども園にシンプル＆スローライフの会の先生方をお招きし、5歳児ひかり組が環境学習講座「のぞいてみようにぎやかな土の世界」に参加しました。
来てくださったのは「えりこさん」「すすむさん」「かおりさん」の3名の先生方です。
みんながいつも遊んでいる森の地面には、じっくり見ないと見えないくらいの小さい生き物がいるのだそう…さっそくグループごとにバケツとシャベルをもって土の採取に出かけました。「落ち葉をどかして土をとってね」教えていただいた通りにふかふかの森の土を採ってきました。
白いテーブルクロスの上に森の土を振るい落とします。そしてじっくりじっくり観察すると小さな小さな生き物が!!
それをピンセットでつぶさないようにつまんで水の入ったシャーレに集めていきます。「みみずみたいなのがいた」「むかでににてるむしだ」顔をテーブルに近づけて一生懸命に生きものをあつめていきました。
集めに集めて…シャーレは小さな生き物たちでいっぱいになりました。そのままでも動いているのが見えるけれど、細かな足の動き等を見るために顕微鏡をのぞかせてもらいました。「ちっちゃいけどうごいてる」「ぴょこぴょこしてる」子どもたちからたくさんの「!」の声が上がりました。
みんながみつけた「ちいさいいきもの」は「分解者」だということを教えていただきました。森の植物は生産者、私たち人間や動物は消費者…
分解者は朽木や動物・虫の死がい等を食べて土を作ってくれる大切なちいさな生きものだ…ということを学びました。これまで目を向けてこなかった土の中にはこんな世界があったんですね。
ピンセットや顕微鏡等の道具を使わせていただいたことも新鮮で、2時間近い長い活動でしたが、みんな集中して取り組んでいました。
シンプル＆スローライフの会の先生方、学びの時間をありがとうございました。