園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.04.05 ど〜こだ!?

CIMG7455 2

今朝、隣接する森の木に止まっているノスリと思われる鳥を見ながらエントランス前で子どもたちの迎え入れをしている時、以上児の保育室の方に目を転じたてみました。すると、昨日までなかった面白いものが森の中にできていることに気づきました。それが、昨日の午後、児童クラブの子どもたちが作り始めた「森中(もりなか)ハウス」と名付けられた建物であることがすぐにわかったので、一体どんな風に作られているか見に行って見ました。そこには枝を麻紐で結んだ小さなティピーのような建物が出来上がり、建物の前に「ちゅうい はいるな」と書かれたプレートまで置かれているのです。こども園の子どもたちも枝を組み合わせ同じようなものを作ることがありますが、小学生が作るとクオリティが上がった建物になることに感心し、エントランス前に戻ってすぐ、児童クラブの子どもたちが玄関から森に勢いよく飛び出して行き、昨日の続きを始めました。程なくして何人かの子どもたちが「園長先生ちょっときてください」と声をかけてくれたので行って見ると、水を加えた土をドロドロに混ぜながら忙しそうに作業の真っ最中。そんな子どもたちに「何を作ってるの?」と尋ねてみると「プリン!」「後で呼びに行くので待っててください」と返事が返ってきたので職員室へ戻りました。それからしばらくして「園長先生ちょっと来て」と子どもたちが誘いに来てくれたので玄関に行ってみると「こんなのできた」とメタセコイアが飾られたチョコケーキを見せてくれました。それだけかと思ったら。「森にも来て」というので再度森に行ってみると、ツナのような色合いに腐食した倒木を集め料理をしているかと思ったら、日向ぼっこでもをしたかったのか、どこからともなくやってきたカナヘビを捕まえるのに大騒ぎを始めるなど賑やかな声が響きました。その姿は学校の授業ではなかなか味わう、経験することができない姿・表情だと思って見ていました。そんな子どもたちに刺激され、なかなか足を踏み入れることのなかった木の間に入って行って見ました。強風によって折れてしまった木が結構ありましたが、そこはまさに(まるで)ここど〜こだ?といった別世界、不思議で素敵な環境でびっくり!そして、刈り払いや間伐をするなど、ここをもっと子どもたちが遊べる環境にできたら素敵だろうなあ。そう思って森から帰ってきました。その頃、5歳児ひかり組の子どもたちが北園庭の築山で秘密の砂(土)集めをしてキャーキャー言っていました。これでは、せっかく枝打ちしてもらっても芝はなかなか育ちそうになさそうです・・・。↑この映像の中にカナヘビがいます。どこにいるかわかりますか?探してみてください。

Contents