園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2025.03.05 ついつい

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今日3月5日は春の気配を感じて冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出て活動を開始する頃「啓蟄」だそうです。しかし、昨日は冬に逆戻りしたような一日となり、今日はそこにまさかの積雪となりました。これではいくら啓蟄とは言えどさすがの虫たちも土から出てくることをためらっていたことでしょう。今朝降った雪は水分を含んでいるため雪玉や雪だるまを作るには固まり易くピッタリですが、午前中から雨に変わりせっかく降った雪が見る見るうちに融け始めてしまったため子どもたちが雪遊びを楽しむことはできませんでした。

今日のような水分を含んだ雪は、その重さ故に雪掻きはいつも以上に重労働となり、また、木の枝が折れてしまったりビニールハウスを押しつぶしてしまうこともあり厄介なこともあります。しかし、枝や電線に降り積もった雪を見ると通学途中(学生時代)友達とタイミングを合わせ電柱や幹を蹴って前を歩くクラスの友達の上に雪が降ってくる(落ちてくる)のを喜んだ悪戯を思い出します。その癖が抜けていないらしく、今朝もあちこちの木に降り積もった雪を見るとついつい蹴ってみたいという衝動に駆られそうになるのですから困ったものです。各地から届く春の知らせのように、こども園にも春の足音が聞こえてくるであろう今、全てを白く覆ってしまうような積雪は最後かと思います。春の到来を感じさせる証拠に広場には明日の「おいわい会」のために色とりどりの装飾が施されていました。

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