2025.02.27 すごい音
朝と夕方の送迎時間、そして1号認定の子どもたちのお迎え時間だけ開けられる鉄製の重厚な北門の扉。作られてから何年経過しているのでしょう、その重さに加え長年風雨と日差しにさらされて開閉の際「ギギギギギー」というものすごい音が響きます。ホラー映画の効果音にでも使われそうなその開閉音は門の前を通り過ぎる人が振り向くことがあるのですから住宅街で響こうものなら苦情がくることでしょう。
さて、そんな一定時間だけ響くのではなく、宮城学院が取得し現在駐車場とグランドとして整備が行われている長命ヶ丘東交差点南東の土地(ブランチ向かいの田んぼ)現場からは重機が忙しく動いている作業音が朝早くから響いています。その音が段々こども園に近づいているように感じるのです。その音と作業にあたる人間に驚いてカモシカなどの動物たちが姿を見せなくなってしまうのではないかと心配していたのですが、S先生が今日「園長先生、昨日退勤するとき、事務棟前の竹林のところで2頭のカモシカを見ました」と嬉しそうに伝えてくれたました。園庭の畑で育てていた野菜が食べられてしまうようなことあってもMGの森からどこにも行かず居てくれたんだと嬉しくなりました。この季節は北園庭の畑では玉ねぎが寒さに耐えながら育っているだけで、カモシカたちがやってくることはないのかと思いますが、時々元気な姿を見せにきてくれることを楽しみに待ちたいと思います。
北門の開閉音やグランドの整備工事の音とは対照的に3歳児にじ組の保育室からはカルタやごっこ遊びをする楽しげな声(音)が響いていました。間もなく4歳児そら組に進級するとはいえ、文字教育をしていない中で、文字を形として覚えてカルタをして遊んでいる様子に、改めて子どもの持つ能力の凄さを再認識・再確認しました。