宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

昨年度まで17年間、通勤のために毎日使っていた東北本線、混雑する時間帯を避け早い時間に仙台駅始発の列車を利用していたこともあり東京のラッシュ時に見られるようなぎゅうぎゅう詰めの車両に乗ることも立ったまま揺られることもありませんでした。もちろん、時には大雨や強風、降雪といった自然現象、人身事故や踏切の不具合などで遅れや運休といったことはありましたが、ラッシュで困ることはありませんでした。ありがたいことに自動車での通勤と変わった現在も多少流れが滞るところはあっても市内中心部へ向かう車のようにノロノロ運転を強いられることはありません。ところが、今朝実習の巡回指導に向かうため市内中心部から西道路のトンネルを抜け県南へ向かうために車を走らせたのですが、トンネル内で発生した事故の処理のために車線規制がされ、たった6km進むだけなのに45分要することになりました。訪問先に遅れるのは失礼になるため余裕を持って出発したにもかかわらず、間違いなく約束の時間には到着することは難しいことは明らかとなったため、到着が遅れる旨を連絡することになってしまいました。こんなときこそ、子どもたちに人気のある“ねこ型ロボット”がポケットからあっという間に行きたいところへ行くことができるドアを出してくれれば、遅れることもなく、さらに地球にも優しくいいのに！なんてことを考えてしまいました。しかし、“ど◯で◯ド◯”では、今日、あちこちの田んぼで行われていた稲刈りの様子を見ることができないように、旅の楽しみである景色を見ることも思い出を作ることもできないだけでなく、仕事のオン・オフの切り替えできないことでしょう。そう考えると、渋滞も良かったのかもしれません。