園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2025.05.20 いいね!

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朝は雨がぱらつき天気予報のように気温が上がらないのでは?と思いましたが、10時頃から日差しが差し込み次第に気温が上昇してくれたこともあり、子どもたちはつものように園庭や森で遊んだり散歩に出かけたりしました。そんな子どもたちの様子や動線、園舎の作りや椅子やテーブル、食器や照明など様々な環境を見学するために生活文化デザイン学科のH先生と12名のゼミ生が来園しました。保育者を志している教育学部の学生たちも授業で来園しますが、学科が違うと視点や疑問や質問が違い案内する側にとっても気づきがあり、勉強になることを思うことができました。H先生は幼稚園教諭として勤務していた幼稚園に園児として登園していたこともありとても不思議な感覚・思いがありました。そんなH先生に、先日雨で中止になってしまった園庭解放で作ろうと思っていたティピー作りをゼミ生と一緒に作れないか提案してみたところ「いいですね!ぜひやりましょう!」「スケジュール確認してみます」との返事が返ってきました。実現するかどうかわかりませんが、子どもたちと素敵なデザインの幕を作るなどできたら楽しいだろうなあ?と今からワクワクしています。

さて、今朝、玄関やテラスに、おうちで稲を育ててみませんか?農家の肥料つき1株に、1つまみ分くらいパラリッで大丈夫だそうです!との張り紙とともに、肥料とビニール袋が準備されていたことにお気づきになった方もおられたかと思います。この稲の苗はA先生のご主人が育てた苗で、田植えで残った苗を無駄にしないようにとのことで米づくりに興味がある保護者がいらっしゃったら、ぜひ稲作をしてほしいとの思いで提供してくださった苗です。連日米不足がニュースになっている今、お腹を満たすほどのお米を作ることはできずとも、お米農家の方々の大変さや収穫する、できた時の喜びを味わうためにもお米を育ててみてはいかがでしょうか?「稲」だけに「い〜ね」なんてことになるかもしれません。

最近、学内でツバメが飛ぶ姿が見られると思っていましたが、安心して子育てができる環境なのでしょう、今年も雨の当たらないところに巣が作られていました。そんなツバメの様子を日本を代表する有名な彫刻家佐藤忠良さんの「帽子の像」が見守っているように見えました。また、今週末、サンショウウオの放流を行われるようです。興味にある方は参加されてはいかがでしょう?

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