2023.07.06 「楽」しいから「楽」
5歳児ひかり組では今月22日に予定されているサマーキャンプに向けて様々な話し合いが進められていますが、今日はそのキャンプに向けて野菜を切る係と火の係の2つのグループに分かれて味噌汁作りが行われました。気温湿度ともに高い中、屋外炊飯場での取り組みとなりましたが、この日を楽しみにしていた子どもたちはいつもに増してハイテンションで登園して来ました。さらに、今日から新しいお友だちHちゃんがクラスに加わることも嬉しくて「Hちゃんまだ来ないかなあ?」と言いながら玄関前で待ってくれていました。しかし、味噌汁作りの準備の時間となり残念そうに保育室へ戻って行きましたが、しばらくしてHちゃんが登園してくるとテラスから見ていたS君が大きな声で「来た来た!」と嬉しそうに叫ぶ声が児童クラブのところまで聞こえてくるほどでした。その後、しばらく職員室で仕事をして、水遊びや味噌汁作りの様子を見に行ったところ、水着に着替えた子どもたちがスプリンクラーから吹き出す水を嫌がることなく追いかけたり、水に浮かべられたアヒルすくいをしたり思い思いに遊んでいました。一方、時を同じにして野外炊飯場からは味噌汁作りのために火が焚かれ煙が上がり始め、そこから主幹のS先生がアコーディオンを弾き歌う姿が・・・。煙を物ともせず子どもたち以上の満面の笑顔でアコーディオンを奏でる様子がとても印象的でした。そして、保育室で切られたナスと玉ねぎを具材とした味噌汁を「園長先生もどうぞ!」「熱いから気をつけて」と言われて味見をさせてもらいましたが煮干しと昆布の出汁が効いたとても美味しい格別な味でした。この味噌汁作りの様子もできた味噌汁を飲みながら給食を食べる姿、全てが楽しそうでした。言うまでもなく「楽しい」と言う漢字は音読みすると「楽」です。「楽しいこと」は「楽」だからこそ、あっという間に時間が過ぎてしまうと感じるのでしょう。それは特別なことであると感謝するだけでなく、楽しく過ごしたいけど辛くて仕方がない、笑いたくても笑うことすらできない方々がいるのも事実です。そんな方々にも笑顔が戻り楽しく過ごすことができるように祈ります。