2020.04.27 「たいせつなきみ」達へ④
森のこども園の大好きなみなさんお元気ですか？うっすら白い花が見えますか？
野外炊飯場の上にある大きな山桜が満開です。いつもはあまり気が付かないうちに散ってしまいましたが、今年は周りの景色を華やいだ雰囲気にしてくれました。
近くで見ると桜の花がすべて開いて散る直前の賑わいです。色が思ったより見えないからいろいろな方向から撮ってみました。
南園庭から見た園舎の上の方にも、山桜や柳の萌え木が色を添えています。北園庭の斜面の植え込みも黄緑の色が大分付いてきました。連休前の季節の風景らしく穏やかな景色です。
本日は園児２９名が登園、職員１５名の出勤になっていました。仙台市長名で「緊急事態宣言に伴う家庭での教育・保育のお願い」があり、更に「保育所等及び児童クラブを利用する児童を持つ従業員への配慮について」という事業者様向けの文書も出されました。
世界中の感染拡大により、現在の日本では一人一人の行動への自粛が要請されています。「連休でも行楽できない」「実家にも行けない」ことは確かに不便ですし、せっかくのお休みを楽しめませんね。不自由です。でも、今私達が直面している問題からだれも目を背けてはならないはずです。誰かの問題ではなく、一人一人が命を守る行動を問われているからです。
今私達がやらなければならないことをやりましょう。２９名の園児は１０時半頃は北園庭と野外炊飯場を中心に遊んでいました。お昼にお迎えに来た１人が減り、先生４人が１３時まで退勤しました。何とか先生達の数も減らしながらお昼過ぎは午睡と午後保育の時間です。
子ども達が北園庭斜面の竹林の下に集まっていました。「どうしたの？」「たけのこ！」頭がちょっと出ていたタケノコを先生と掘っていました。季節は進んでいました。
仙台市より感染防止対策用品の配布があり、マスク一箱をこの地区の拠点になっている桜丘保育所様に受け取りにまいりました。市に寄付をしていただいたり、庁内で確保したものだそうです。皆様のご厚意に感謝して園で使わせていただきます。ありがとうございました。
お休みをしている「たいせつなきみ」一人一人と、保護者の皆様のご健康を心より願っています。神様の見守りがありますように。