2022.03.31 「さよなら」の代わりに「ありがとう」の花束を💐
2021年度最終日、3月31日です。
陽だまりのフキノトウは、盛大に開き始め春になった主張を始めました。
今日は春雨が降っている日でしたが、雨が降らなかった日の様子をお見せしましょう。ぶどう組が集まって何か探していました。フキノトウも見つけていました。斜面に立つ姿がビックリするほどしっかりしています。
春休みの現在は、2号認定、新2号認定、3号認定の保育です。森の中ではりんご組の行動半径が広がっているのが良く分かりました。にじ組もそら組も自分の好きな遊びをしています。
気温が高くなってきたこともあり1つの遊びの持続時間が長いです。それぞれの場所で熱中した遊びが持続します。この集中力が大事ですね。何もない場所はそれぞれに意味を持った場所になるのです。
野外炊飯場で玉ねぎの煮えるにおいが漂っていました。児童クラブの「クッキング」の日でした。そこに座って待っていたら煙が目に沁みないかな?
この場で私は児童クラブのメンバーからお別れのメッセージをいただきました。初めの頃のメンバーは他の幼稚園や保育所の卒園児の受け入れもできましたが、現在は本園の修了児のみになりました。募集人数が少ないためと2号認定の増加が理由のひとつです。
午前中、子ども達が「これなんのはっぱ?」と、まだらの葉っぱを持って来て私に尋ねました。「あっ!これカタクリの葉っぱだよ。」と答えました。
後で森の入り口のあたりを見たら、枯草や土の間からカタクリの葉が見えました。間もなく可愛い花が見られますね。
今日の児童クラブでも本日が最終の人がいました。児童は園児が中に入った後の園庭で遊びだしました。みんなで動くとさすがに園庭が狭く感じるほど子ども達が大きくなりました。それでも「園長先生写真撮って!」とポーズをとって笑顔を見せてくれました。
園舎に入ると午睡時間になっていました。未満児で午睡をしている人数がいつもよりは少なかったです。りんご組も早退していた人もいて、午睡場所の練習していた「みんなの広場」では少ない人数でした。
以上児はそら組に集まってお別れ会です。ひかり組の登園日は本日が最後です。児童クラブに入る6人は明日からは児童クラブに登園します。ひかり組の歌はさすがに上手で、人数が半分でもきちんとそろった美しい歌声でした。この後、そら組とにじ組は午睡時間です。
私も本日で退職となります。朝から園児や保護者の皆さん、卒園児の保護者のみなさんからもたくさんのメッセージをいただきました。
今までの感謝の言葉と、これからの励ましメッセージと、赤ちゃんだった時も、3歳児で入園しママから離れられなかった時も、「いつだって応援してもらった」との感謝の言葉でした。それに対しては「こちらこそ、私はみなさんの子育てを間近に見ることが出来て、お手伝いできたとすれば無上の喜びです。」と答えたいです。
そして、こんなに感謝の言葉をいただいて身に余る光栄です。たくさんの感謝の言葉に対して、本日はお別れの言葉を言わなければなりません。私は、皆様の子育ての応援の場で仕事が出来たことを神様に感謝します。この場に使わしてくださったイエス様に感謝いたします。
《さよなら》ではなく《今までありがとうございました。》の花束を感謝を込めて皆様に送ります。ありがとうございました。