2021.03.01 「いつから はる なの？」
朝にエントランスで挨拶をしていました。「今日から3月だね。」と声をかけると「えんちょうせんせい、いつからはるなの？」と、そら組さんに聞かれました。立春後、雪が降り、凍って寒い日だ続きました。暦の上では「春」と言っても実感がありません。
弥生3月、今日から春、園庭に春探しに行きましょう。「見つけた！」、野外炊飯場でやっと可愛いフキノトウを見つけました。「フキノトウをやっと一個見つけた！」とりんご組の先生に話すと「もっとありますよ。」と案内されて次々見ました。見ていても気が付かなかった「春」です。
フキノトウがりんご組の先生のスマホの画像にはギッシリ、咲いている場所を教えてもらいました。ひかり組が先週まで摘んできたフキノトウで「ばっけ味噌」を作ってもらい給食に出たそうです。「量が少ないので園長先生の分はありませんでした。」と栄養士さんに言われました。
穏やかな天気でした。風も吹かないので外で木の芽を見ていたら「えんちょうせんせい、ぼくのうちにあそびにきてもいいよ」とにじ組さんに声をかけられました。築山の上がお家になっていました。
野外炊飯場で製作をしていた周辺で子ども達が自分の好きな遊びをしていました。「先生の所に行かないの？」「じゅんばんだから、なまえがよばれたらいくの。」「そうなんだ。」と話していると「〇〇く～ん」と呼ばれて「は～い」と返事をしてテーブルに向かいました。
自分の好きな場所で、それぞれの好きな遊びができるようになったにじ組です。「えんちょうせんせい、がらすがあった。」「危ないから触らないでね。」「は～い。」「てをきっちゃうものね。」ガラスを処分すると何事もなかったように遊び続けています。
野外炊飯場奥のモミの木下も楽しい遊び場所です。基地になって「見立て遊び」をしているところでした。今日は土をこねて、木片や葉っぱを入れた料理をしている人達もいました。
北園庭では未満児が遊んでいました。もも組さんも行動半径が広くなり他のクラスの中に入っても平気です。「ぶるーべりーのみならないかな？」実ったことを知っているりんご組さんが言いました。
りんご組さんが大きなフープを回して3～4回体に巻き付くように回っていました。「すご～い！、いつからそんなに上手になっていたの？」ニヤッと笑うと何度も何度もやってくれました。「１・２・３，3回まわった。」「1・2・3・4、4回だ！」回し方がうまくなったのでその回転で回っているのですが、続けてできるようになるのはもうすぐですね。
りんご組は先生達と移動してテント周辺から南園庭に行っていました。先生が石垣の上で「まだここにはフキノトウがないなぁ。」と下にいるりんご組に言いました。下で子ども達が先生の動きを見ながらきちんと待てていたのが印象的でした。
まだまだ寒さが戻る日があるでしょう。でも春ですね。
修了式までカウントダウンのひかり組ですが、今朝みんなの広場に修了式の練習用の会場が用意されていました。