2024.07.16 自然の恵み
最近、毎日やってきては北園庭にありがたくない置き土産を残してくれていたカラスたち、どうやらお目当ての桑の実がなくなったことでほとんどやって来なくなりました。そのお陰もありカボチャやキュウリがイタズラされることも少なくなってきました。また、心配していた茄子の苗も肥料が効いてきたらしく、勢いを取り戻したくさんの花を咲かせ、小さな実も見られるようになりました。“親の意見と 茄子 (なすび)の花は千に一つも仇はない”の諺通りこれからたくさんの実を付けてくれることを願うものです。一方、これまたカラスにいたずらされることがあったじゃがいもを4歳児そら組の子どもたちが中心となり掘り起こしてくれました。じゃがいも以外の野菜は育てていないので、それなりの収穫量があるかと思っていましたが、玉ねぎと比較してしまうからでしょうか、テラスに置かれたそれはどれぐらいの収穫量(kg)だったか計量はしていなかったと思いますが、想像していた程ではなかった気がします。
さて、数日間の連休中、まとまった雨が降らなかったこともあり、田んぼの水が無くなっていました。そのことを子どもたちに伝えると、消防士の訓練のようにホースリールのホースを一生懸命田んぼまで引っ張り水を入れていました。そして稲の生長に気づいた子どもたちが「ここまであった」と稲と背比べをしていました。また、野外炊飯場の近くの花壇ではクチナシの花のいい香りが漂い始め、森には蝉の抜け殻が見られるようになり。その鳴き声が響くようになりました。また、なんと言うキノコなのでしょう、北門へ向かう坂の途中に一見すると美味しそうなキノコが顔を出していました。
最後に、明日予定されていた“ハープコンサート”は奏者のIさんが腰を痛めてしまい、延期となってしまいました。子どもたちも職員も楽しみにしていたこともありとても残念でなりませんが、奏者のIさんがとても恐縮して(残念がって)いて「9月または10月にでも」と仰ってくださましたので、Iさんの一日も早い回復を祈りながら素敵な音色を聴かせていただける日程を再検討したいと思います。