園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2024.08.07 本当に不思議

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5/31日の河北新報(朝刊)に宮学の構内で発見された山椒魚が新種と判明し「センザンサンショウウオ」と命名されたことが掲載されたこと、また大学のHPでもそのことが紹介されていることをご存知の方も多いかと思いますが、宮学中高の自然科学班のK先生たちは宮城県から許可を得て山椒魚(センザンサンショウウオであろう)の繁殖・放流活動のために飼育しているそうです。今日、児童クラブの子どもたちがそのK先生のところをお尋ねし山椒魚の観察と葉脈の標本づくりを体験させてもらってきました。昨年度、こども園の小川で山椒魚を見つけた経験(記憶)のある子どもたちは特に楽しかたようで、園に戻ってきた途端「山椒魚って捕まえちゃダメなんだって」とか「あのね、山椒魚に触ると火傷するから、触っちゃダメなんだって」と興奮気味に話し出します。僕は山椒魚を触ると手を火傷してしまうと思い「えっ、そうなの?知らなかった。園長先生あの時触っちゃったよ」と答えると、どうやら僕が勘違いしていることに気付いたようで「違うよ、山椒魚が火傷しちゃうから、手を冷やしてから触らなきゃダメなんだって」と子どもたちが説明してくれました。ブランド魚など生きた魚も素手で触ると火傷してしまうことは聞いたことがあるので合点がいき「あっ、そっちの意味かあ」と返事をすると、山椒魚博士になったかのようにニヤニヤした表情をしていました。また、E君は僕に葉脈のブックマークを作ってくれたようで「はい、これ園長先生にあげる」と渡してくれました。そんな気持ちがとても嬉しく大切に使わなければと思わされました。

さて、昨日、仙台七夕には雨が降るというジンクスがあることを書きましたが、本当に不思議なことに今日の午後、結構な勢いの雨が降りました。アーケードのないところでは、七夕飾りが濡れてしまうことがないようにビニール袋に入れられてしまい、せっかくの飾りが見られなくなってしまいがっかりしたことでしょう。一方、乾燥してしまっているとご指摘いただいた午後の北園庭への散水は雨のおかげで満遍なく行き届きました。

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