2024.10.25 喜ぶ人と喜び、泣く人と共に泣きなさい
多くの子どもたちが登園していない時間から一日ずっと雲ひとつない気持ちのいい秋晴れとなりました。そんな青空にうっすらと残る月の横を飛んでいく飛行機を「どこへ向かって飛んでいるのだろう?」「気持ちいいだろうなあ!?」そんなことを思って眺めながら子どもたちが登園してくるのを待っていました。しばらくすると子どもたちが南園庭で外遊びを始めたのですが、5歳児ひかり組の女の子たちが「園長先生おはよう!まだMちゃん来てない?」と尋ねてきます。どうやら誕生会でお父さんお母さんも来てくださる予定になっていたMちゃんの登園が楽しみで仕方ないらしく丸太に座って待っていました。「この姿が今年度から誕生会のスタイルを変えたことが少しずつ定着してくれたことの一つを象徴してくれていること、そしてお友だちの誕生日を自分のことのように喜んでくれているように思えて嬉しくなりました。そうそう、Mちゃんを待つ間も飛行機が飛んでいたのですが、それが目に入ったようで「あっ飛行機だ!どこにいくのかなあ」と言うので「どこだと思う?」と聞いてみると間髪入れす「アフリカ」と返事が返って来ました。なぜアフリカだったのか、そしてアフリカを知っている子どもたちに驚きでした。
さてMちゃん同様に誕生会のためにいらしていただいた3歳児にじ組のSちゃんのお父さん・お母さんにも一緒に礼拝を守り、中高の宗教主事のO先生から聖書のお話を聞かせてもらいました。お話のテーマが「喜ぶ人と喜び、泣く人と共に泣きなさい」でしたが、礼拝後、皆でMちゃん・Sちゃんの誕生日を祝い♪Happy birthdayを歌い一緒に喜び合いました。一方で3歳児にじ組のHちゃんがお引越しで本日が最終登園日となってしまい一緒に泣くことになりました。Mちゃん・Sちゃんの誕生日祝うだけでなく、Hちゃんとの引越しのことも皆に紹介し、引越し先でも神様に守られたくさんの友だちができることをお祈りしてあげられなかったことを反省しています。Hちゃん、仙台に来ることがあればこども園に遊びにくてください。元気でね!