2017.07.22 サマーキャンプでした!シャローム・・
7月21日~22日はひかり組のサマーキャンプでした。今年から初めて園外へ出てのお泊まり会だったため、保護者の方も不安に思われた方も多かったと思います。12:45にこども園に集合して、エントランスの受付を済ますと早速園バスに乗り込みます。リュックサックに絵本袋、水筒の荷物を持ってバスに乗り込みました。
1持間ほどで利府の森郷キリスト教キャンプ場に到着です。キャンプ場の中はもの凄い数の山百合が咲き、「イースター」と名付けられたヤギがみんなを迎えしてくれました。
開会式はキャンプ場入り口にある礼拝堂です。周囲の森からは蝉時雨が聞こえ、木造の礼拝堂の大きなカラス窓からも山百合が咲いているのが見えました。ガクアジサイや名前がよく分からない紫色の花、オカトラノオの優しい白い花もたくさん咲いていました。礼拝堂の中で開会式を終えるとシャロームハウスに移動して荷物を置いて、水筒を肩から下げて、登山道を歩き始めました。
山道は結構きつく、ロープをつかみながら歩く場所もあり、時間がかかるグループもありました。やっとの思いで鉄塔のある頂上にたどり着きあとは下りの道です。木いちごのような実がたくさんあり、山百合の花粉に触らないように歩きました。「おなかすいた、ぺこぺこピーだ」「あとどれくらいあるくの?」何人かが訴えます。
「やったーとうちゃく」水分を補給しながら1時間歩き通しでしたが、最後まで頑張ったひかり組に野外礼拝堂のベンチでおやつが出ました。おせんべいの塩分とラムネ菓子の甘みと酸味で皆生き返りました。
シャロームハウスに戻って各自先生に手伝ってもらいながらベットメイクをして、やっと夕食でした。
「ねるじゅんび」「しゃわーのじかん」夕食後は子どもたちも大忙し、シャワーを終えて9時過ぎにはどのグループも就寝です。5分もすると寝息が聞こえてきました。お母様恋しさに泣く人が続出するかと思いましたが、みんな恋しく思う間もなく寝てしまいました。一人だけ寂しくなった子もいましたが先生がそばにつくとあっと言う間に寝てしまいました。
2段ベットの2階は滑り止めの横板が結構高いので落ちる心配はなかったのですが、1階はそのままなので落ちそうになる人もいたので、どの部屋もベットの間に布団を敷いていました。子ども達は昼間の山登りの疲れとキャンプの興奮、キャンプファイヤーのともし火、1日の疲れがどっと出たのでしょうか、9時半にはほとんど寝ていました。2人ぐらいが10時ぐらいまで起きていたそうですが、直ぐにシーンとなりました。
2日目の朝、野外礼拝堂へ入って礼拝の後に、みんなでラジオ体操をしました。ヤギの「イースター」にもみんな慣れてきました。
朝食はパンだったのでみんなもりもり食べて元気いっぱいです。食後に雨が降ったらやろうと思っていた万華鏡を作りました。お母さんの良いお土産ができましたね。
そして、いよいよお別れの時、子ども達はお母さんと別れて泊まることを少し心配していたのですが、最後は名残惜しそうにしていました。森郷キャンプ場管理人の三浦先生には準備や滞在中のお世話をたくさんして頂きましたが、最後に別れの言葉を教えて頂きました。“シャローム”と言う挨拶はイエス様の時代に使われていた挨拶の言葉で、「さよなら」の意味でも使われていたそうです。そういえばみんなが泊まったところも「シャロームハウス」でした。
三浦先生と親指を立てて“シャローム”と大きな声でお別れをしてきました。
お父様、お母様、暑い夏の2日間、頑張った子ども達をいっぱい褒めてくださいね。
そしてこれからの夏休みを思いっきり楽しんでください。
月曜日から登園してくるお友達は疲れをとって元気に来てくださいね。待っています。