2025.05.01 楽しいね!
北園庭のフェンスの外で次々に育っている筍、大きくなり過ぎて食べるには適さない筍が掘られ(収穫され)、今日は1歳児ぶどう組、4歳児そら組子どもたちの遊びの材料(教材)となり、皮が剥かれ粉々にされた中心部は水に浮かべられスープや味噌汁の具材に変わっていました。森のこども園で毎年見られるこの光景、素晴らしい環境のお陰であることを痛感させられます。
一方、筍で料理をしている子どもたちの隣では、家づくりというより解体作業に取り組んでいるのでは?と思うような作業に夢中になる子どもたちがいました。そんな子どもたちを見ていて面白いと思うことは、芝の上(外)に家を建てているというのにきちんと靴を脱いで遊んでいることです。日本の生活スタイルの一つである靴を脱ぐという習慣がしっかりと身についていることがわかります。
連休明け、5/7に畑の先生Yさんが来園し、子どもたちと夏野菜を植えてくれる予定になっています。しかし、肝心な畑はといえば、土を堆肥を入れてもらい、一度管理機をかけたきりで子どもたちが自由に遊ぶスペースとなり、そこへさまざまな草たちがしっかり根を張ってしまっていました。そんな様子を心配してくれた(見かねた)のでしょう、4歳児そら組のK先生が子どもたちと時々草を抜いてくれていました。ところが、草たちの生育が順調過ぎるため、今日は虫探しを兼ねてついにスコップで根本から掘り起こしてくれていました。すると畑にはモグラ叩きゲームのような穴ボコができたため子どもたちは大喜び。そんなこともありK先生の側には虫探しだけでなく穴掘りに夢中になる子どもたちが集まっていました。結局、草を全て抜くのは至難の業であることもあり、凸凹になった畑に石灰と肥料を撒き管理機をかけ苗植えの準備を進めることができました。 畑の土の中で眠っていたサナギを怖がるH君をよそめに「大丈夫だよ」と言って摘み上げ手のひらに載せるKちゃんにH君は目をまんまるにして驚ろいていました。さて、このサナギ、一体何になるのでしょう?H君は「蛾のサナギだよ」と言っていましたが・・・。
今ではあまり見かけなくなったこともあり、いったいいつ以来だろうと思うほど懐かしい柑橘系の果物が入れられていたネットで作られたリンゴが2歳児りんご組の保育室前の棚に置かれていました。あまりの懐かしさに思わず、昭和を感じられるこのネットいったい誰がどこで手に入れたのか気になり、思わず画像に残しましたが、イースター礼拝後、子どもたちが持ち帰った木製の卵が入れられていたネットであることが分かりました。昨日のあれが、こうなるとは・・・。だから保育って楽しい、面白いのだと思います。