2025.03.26 春の嵐
いつもの朝と違いオレンジ色に輝く今朝の太陽に驚かれた方もおられたのではないでしょうか。この不思議な太陽が何かを暗示していたのか、日中、新幹線が運転を見合わせるような強風が吹き荒れました。そんな中でも先生たちは子どもたちと安全に気をつけながら森や園庭で遊んでいて、3歳児にじ組のK君は春の到来を喜び活動を始めたカナヘビを捕まえて「園長先生見て!」と自慢げに見せてくれました。また、誕生会のためお見えになってくださった5歳児ひかり組のHちゃんのお父さんお母さんも強風の中子どもたちと一緒に遊んでくださっていました。また「帽子を忘れたので貸してください」と職員室にやってきたR君に「はいどうぞ」と言って僕の帽子(笠)を差し出してみると、一瞬間があった後にニヤッと笑うので「これじゃダメ?!」と尋ねたところ「これでいい」というのでクラス帽ではなくそのまま笠を被せてあげたのですが、風に吹かれながらも楽しそうに遊んでいました。
一方、児童クラブの子どもたちが喜んでバス乗り込み震災遺構になっている、荒浜小学校などに出かけたお別れ遠足は強風の影響で急遽時間と予定を短縮して戻ってくることになってしまいました。それでも帰ってきた子どもたちは満足そうな表情で遊んでいました。せっかくの遠足でしたが、思わぬハプニングによって思い出に残る遠足になったのかもしれません。 家政館から園に向かう道の途中に昨年度植えられた梅の木に咲き始めた梅の花が風に負けずいい香りを漂わせていました。