日本文学科
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日本語・日本文学基礎演習

下記は2003年度に行われた研修旅行の写真です。2003年度は山形県に行きました。
(コースは変わることもあります。)

ちなみに緑の字は旅行後の感想。ピンクの字は旅行先の印象で作った俳句・短歌。

5月のある日。
1年生一行は、山形県に1泊2日の研修旅行に
行きました
運良く快晴!
さいさきの良い旅の始まりです。
感想:5月なのに山形暑すぎ。
感想:山形は予想以上に暑いところでした。
まずはじめに訪れたのは濱田廣介記念館。
外には立て札がありました。
ココロノヤサシイオニノウチデス。
ドナタデモオイデクダサイ。
オイシイオカシガゴザイマス。
オチャモワカシテゴザイマス。
この文面に覚えのある人がいますか?
これは『泣いた赤鬼』の作中に出てくる立て札。
皆、あまり見たことのない囲炉裏に興味津々。
記念に皆で集合写真。
記念館の片隅でビデオ上映。
いったい何のビデオが流れていたのでしょう?
ここで一句:赤鬼の 涙につられ もらい泣き
ここで一首:さよならの 手紙を読んだ 赤鬼の 
               涙はなにより 美しいもの
次に訪れたのは、斉藤茂吉の菩提寺。
境内の奥には茂吉の生家やお墓があります。
感想:生家が良かった。ああいう家に住んでみたい。
感想:茂吉の生家周辺では、茂吉がここで育ったんだなと思うととても不思議な感じがした。

ここで一句:茂吉の墓 どれかわからず 通りすぎ
お寺から少し田畑を皆で歩いていくと・・・。
(左側の写真の奥の方にかすかに見える人の群れ。
あれが学生一行です。)

田畑に囲まれたのどかなところに、
茂吉の火葬場跡が在ります。
感想:暑い中延々と歩くのは疲れる・・・。あぁ、まだ5月なのに暑いなんて。
ここで一句:アスファルト しみになりたし 照り返し
 
その後、斉藤茂吉記念館へ行きました。
館内を案内していただきました。
展示物をじっくりと見学。
感想:茂吉記念館での館長さんの説明が興味深かった。
  外には、齋藤茂吉の胸像や碑があります。
丁寧に案内をしてもらいました。
さて、一日目の行程はこれで終了。
ホテルへ移動しての夕食となりました。
見てみて。おいしそうなごはんでしょ?
それでは全員揃っていただきま〜す☆
  
・・・明けて翌朝。
早朝からバスで移動。
皆まだウトウト・・・。
そして到着したところはというと。
山形の名所の一つ。“山寺”
早速、笠と杖を持ってみました。
さぁ、それではてっぺん目指して出発!!
てくてくてくてく・・・・・・・・・・。
道を上っていくと岩壁に、何か刻んであります。
何が刻んであるか知りたい人は登ってみても・・・?
感想:山寺の階段は意外に少なかった・・・。もっとすごいのかと思ってた。
登り道の途中から。
写真の真ん中あたりあたりに見える建物。
あれが目指すべきお寺。
5月なので緑がきれいです。
ここで一句:また来よう 秋の山寺 もみじ狩り
“よいしょこらしょ”と登ってやっとたどり着きました。
朝から登って目指したお寺。
その名も【立石寺】。
感想:あの暑さの中、山寺に登って、頂上についた時は何気に感動した。
感想:疲れたけど、上まで登ったときの達成感が得られた。

ここで一句:山寺を 登った足が 笑ってた
「やっとついた〜」
「ねー。」
「じゃ記念に一枚写真でも。」
それじゃみんな入って「ハイチ〜ズ」
感想:山寺がすっごく疲れたけど、楽しかったです。でも実は一番上まで登ってなかったことを知りショックでした(笑)。
ここで一首:立石寺 おみくじひいたら 吉だった
                みな吉ばかりで みな苦笑い
山のてっぺんから見えたのは・・・。
青と白と緑のきれいな風景でした。
感想:炎天下の中、長い階段を上りきり、高台から見た景色は感動ものでした。
感想:山寺を登るのは大変だったけど、景色が素晴らしかった。

ここで一句:山寺の 蝉の鳴き声 嗚呼夏だ
ここで一首:今もなお 生き続けてる 故人の詩 
                    過去を巡る 時間旅行

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