宮城学院女子大学附属認定こども園　森のこども園

今日はひかり組の参観・コイノニアの日です。「ピーターパン」の劇をみんなで話し合って、内容が決まるまで時間がかかりました。話し合いのままでやってみたら１時間を越えました。さて、何処を削って、どうやるか、また話し合いです。ようやく２０分間の劇にして練習やっと完成しました。そして今日、ひかり組がみんなの広場に入りました。

お母さんやお父さんが、待ちに待った「ピーターパン」の劇遊び、はじまりはじまり・・・

ウエンディが弟達に本を読んでいた時に、ピーターパンがやって来てみんなをネバーランドに連れて行ってくれました。みんなの歌声がみんなの広場に響き渡りました。

劇中でワニ役の子達は、シンバルを叩いたり、ウッドペッカーを叩いて効果音を演出して大忙しです。他の子ども達はバックの絵を変えたり、役割分担した箇所でこまめに動いていました。

場面場面の歌はみんながなじんでいる曲を使って、劇の歌に代えているところもありました。海賊役の子達が愉快に真剣に海賊を演じていましたね。ピーターパンとの戦いの場面もきちんと演じていました。

何より場面場面で歌う歌を全員が歌っていたところが素晴らしかったです。

「さいごは、かんどうてきな、うたでおわるからね」とお母さんに話していた人がいました。最後は２月の歌でもあった「さよならは空に飛ばして」でした。

劇が終わってからお父さんやお母さんに感想を言って頂きました。森でいっぱい遊んだ子ども達が力を合わせて劇を作り上げたことをいっぱい褒めてもらいました。

劇遊びの前に、コイノニアです。礼拝の讃美歌は「忘れないで」でした。この讃美歌は修了式ににも保護者の皆様に歌っていただきます。先生から３学期の保育をスライドを見ながら説明がありました。そして、修了式までの日程の説明もあり、残り少ない日々だと実感されたようです。

言葉には力があります。今日の劇遊びで、一人一人のせりふは生きた言葉になりました。歌はみんながきれいな大きな声でみんなの広場に響いていました。効果音も子ども達がタイミングを合わせてやっていたことも、「力を合わせて、一つのものをやり遂げた」達成感と大きな自信となりました。保護者の皆様には、子ども達と感動を共有して頂けたことを深く感謝申し上げます。