2024.06.10 Oh no !
毎年この時期なると隣接する水の森か丸田沢から亀がこども園に産卵しにやってきているようです。今朝も、ひかり組の子どもたちが「園長先生大変!カメール(保育室で飼育しているカメ)が卵産みにきてる」とお大騒ぎ。そこで子どもたちに案内してもらい現場に急行すると既に穴の中に複数の卵が産み落とされ、その穴を覗き込み「すご〜い」「そっ〜としておかなきゃダメだよ」など興奮した子どもたちの姿がありました。森を抜けてようやく辿り着いたところがひかり組の保育室の目の前だったことが幸いだったのか不幸だったのか?大喜びする子どもたちと対照的に、子どもたちに何度も邪魔されながらも無事に産卵を終えたカメはのんびりと森の中へ姿を消して行きましたが、「条件付特定外来生物」に指定されている、ミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)の子ガメが穴の中から孵ってくることを楽しみにすべきなのかどうか考えてしまいました。 さて、10日ほど前の朝、倒木により北門からこども園へ向かう坂を塞いでしまいましたが、できるだけ早く車が通行できるように大急ぎで撤去作業をしていただきました。しかし、職員が利用していた駐車場のほとんどが手付かずのまま使用できない状態が続き困っていました。そこで、学内の担当課の方々にこども園で行われるキャンプなどで使用する薪作りのために伐採の提案と許可を伺ってみました。最初は園長の突飛な申し出に戸惑っておられましたが、何とか了承を戴くことができたため。以前勤務していた保育園から助っ人2人に来園してもらい、持参してもらったチェーンソーを2台を駆使し倒れた木を玉切りにするなど、1時間ほどで全て撤去・駐車場復旧を終えることができました。以前の園には暖炉(薪ストーブ)があるため、そこでも使ってもらえるように少し持ち帰ってもらいましたが、今朝早速、子どもたちに斧を使って薪作り体験をしてもらいましたが、ひかり組の子どもたちはもちろん、担任二人も教頭先生も薪割りは初めてとのこと!そんなこともあり、見た目以上に重い斧(3kg)にOh no(斧)と驚き、簡単そうに見えて中々割れない丸太に悪戦苦闘していました。何とか割った(割れた)薪は子どもたちが手押し車に積載し運んでくれましたが、その楽しそうなこと。そして、そんな子どもたちのお陰であっという間に割った薪がなくなりました。
一方、北園庭では2歳児りんご組の子どもたちが収穫時期を迎えた玉ねぎの試し抜きをして満足げな子どもたちの姿や捕まえたアリをケースに入れて観察する姿、3歳児にじ組の子どもたちが収穫した桑の実を絵の具の代わりにして絵を描く様子、砂場で見つけたケラを見せてくれたり賑やかでした。そして夕方には、伸び始めた芝や草を刈るために新たな機械の試運転のため響いたエンジン音に子どもたちは興味津々でした。