園長ブログ

森のものがたり~今日のこども園~

2025.05.02 質問攻め!?

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若葉が芽吹いた学内の木々と隣接する森を眺めていると、突然「♪美しい天と地の造り主〜」の歌詞で始まる讃美歌21-514がリピートし始めました。日焼けを気にしなければならない季節を迎えたとはいえ、暑くも寒くもなく、湿度もないカラッとして過ごしやすい季節の到来がそうさせてくれたのでしょうか。一方、一体何が原因なのかわからないまま、先週から急に目の痒さとくしゃみ、鼻水に悩まされて(困って)いました。今朝もいつものように朝の迎え入れをしている時、出勤してきたN先生に朝の挨拶をし「目が痒くて・・・」と話す「スギ花粉に代わったカモガヤのせいですよ」と情報提供をしてくれました。しかも、それが梅雨まで続くとのこと。まさか一年のうち、何ヶ月も花粉に悩まされるとは・・・。  さて、園長は何でも知っていると思ってくれいるのでしょうか(そうでなければならないのでしょうが)、子どもたちが何かあると「ねえ、園長先生、あのさあ」と不思議なほど質問してくるのです。今朝も5歳児ひかり組のY君が「ねえ、園長先生、ちょっと来て!」と呼ぶので保育室前のテラスに行ってみて「どうしたの?」と尋ねてみました。すると指で摘んだ小さなどんぐりの中身を見せながら「虫が死んでるんだけど、どうして?」と質問されるではありませんか。指先のどんぐりとよ〜く見てみると確かに成虫になることができなかた幼虫か蛹の姿が見られます。しかし、僕にはその原因が何であるか知る由もありません。

そこで「ごめんね。どうしてかは園長先生わからないんだ」と返事を返すと同時に、Y君がどこでこのどんぐりを見つけたのか、そしてなぜ実を割ってみたのか気になり「ねえ、ところでこのどんぐりどこで見つけたの?」と尋ねてみました。すると「えっ?あっちの方」と広い森の方を指さします。外側の殻を割ったどんぐりの身の中から偶然見つけた虫(幼虫・蛹)、当然のことですが、これ以外にも子どもたちの周りには「たくさんの不思議」が取り巻いていることでしょう。それを満喫するのに最適な季節の到来に感謝して過ごさなければなりませんね。

これは、0歳児もも組の朝のおやつのワンカットです。担任のF先生がおやつを食べる(食べさせる)前に讃美歌を歌い、お祈りをしていました。キリスト教の園として当然のことかと思いますが、今日とても印象に残ったシーン、一コマでした。

昨日に引き続き、休み明けの野菜の植え付けに向けて管理機をかけました。すると、外遊びをしていた3歳児にじ組の子どもたちの数人が「何してるの?」「どうして」と尋ねてきました。そこで、野菜を植える準備をすることを伝え、せっかくなので「ねえ、やってみたい人いませんか?」と尋ねてみました。すると案の定「やりたい」という返事が返ってきました。そこで、回転数(アクセルを最低にし)を押さえ、やってみたいと言う子どもたちに「園長先生が『ストップ』って言ったらバンザイしてね」とだけ伝え作業を経験してもらいました。もちろん、全て僕が一人でしてしまえばあっという間に終わってしまうのは言うまでもありません。しかし、子どもたちの興味津々な表情を見るとぜひ、経験して欲しい経験させてあげたいと思ってしまうのです。そして、自分たちが耕した畑だからこそ、フワフワになった土を踏み固めないことにつながると思っています。

どこの園でも車や電車といった乗り物が好きな子どもたちがいるものです。3歳児にじ組の子どもたちの乗り物好きの子どもたちが外で遊んでいる子どもたちを見ながら楽しそうに遊んでいました。  明日から4日間の連休となります。里帰りや行楽地へお出かけする方もおられるかと思います。事故や怪我に気を付け楽しく過ごしてください。休み明け元気に登園してくれることを願いお祈りしています。

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