2025.10.02 継承
昨日の土砂降りが信じられないくらいの晴天・秋晴れになり、北園庭で運動会に向けて楽しく遊ぶ子どもたちの声が朝から響きました。運動会当日、3歳児の遊びの手伝いに入ってくれる5歳児の子どもたちが確認のためにやってきてくれて実際に遊んでみた時、遊びに使うボールを0歳児もも組のSちゃんが拾った様子を見たI君が少々困った表情をしながらも、無理やり取り上げることなく、そ〜っと手を出して「ちょーだい」と話しかけてくれました。何とも微笑ましく、ほのぼぼとした光景でしたが、それは、これまで自分たちも(I君も)そうしてもらって育ってきたからこその姿であり、それがしっかり伝わっているという証拠だと思いました。また、4歳児そら組の子どもたちが虫を見つけたのか北園庭の中央でしゃがみ込み何やら話し合っている中に、砂遊びなどで使うボウルをヘルメットのように被った2歳児りんご組のR君が加わっているのです。こうした異年齢の関わりを通して遊び方や話し合いの仕方が継承されていくことを再確認できました。
多くのクラスが保育室に戻っていき、りんご組の子どもたちが砂遊びやトンボを追いかけるなど園庭を独り占めし遊んでいました。虫取り網を使うことなく(使っても)2歳児がトンボを捕まえるのは至難の業と言えるでしょう。そんなこともあるのか「園長先生トンボ取って」とリクエストしてくれるので頑張って捕まえ「羽じゃなくて、お腹のところをそ〜っとつまんでね」と教えてあげてから手渡すと、緊張しながらも教えを守り、優しくトンボをつまみ満足気・嬉しそうな表情を見せてくれました。
午後2時過ぎ、先週に引き続き、K先生が来園し子どもたちと交流をしてくださいました。来園時、午睡時間の真っ最中でしたが、眠りから覚めていた、0歳児もも組のO君と1歳児ぶどう組のSちゃんは絵本を読んでもらうなど特別な時間を過ごすことができました。そして、午睡時間が終わる頃、先生がピアノを生演奏してくださったのですが、何とも贅沢な目覚めのBGM、その後、職員室まで聞こえてきた、素晴らしい「ア◯パ◯マ◯のマーチ」は別な曲に聞こえるほど素敵でした。その後も少し子どもたちと交流し「1・2回だけではわからないからまた来ます」とおっしゃってお帰りになりましたので、また素敵なひとときがやってくることでしょう。K先生ありがとうございました。
昨日見つけた「ノウタケ」が一日過ぎただけでこんな風に変化していました。