2025.11.07 立冬
数日前、東京などでは木枯らし1号が吹いたとニュースで伝えていました。一方、立冬の今日、結構な風が吹いたこともあり学内の木々から落ちた葉っぱが坂を下ってこども園に吹き溜まり、中にはこども園を通り越し隣接する森へ飛ばされていきました。シャロン寮の庭のドイツトウヒの下に立ち、上を見てみると枝が気持ちよさそうに揺れています。その様子は、アニメ「アルプスの少女ハイジ」で、ハイジがモミの木の下に立ちモミの木を見上げるシーンを思い出しました。
それにしても、ものすごい数のケヤキの落ち葉、一本の木から一体何枚の葉っぱが落ちてくるのでしょう。そして落ちた物凄い枚数の葉が土に還るのにどれくらいの時間がかかるのでしょう。この循環がこれまで何年も続いたことによって宮城学院の自然環境が守られ生きていることを思わされます。そしてこれからもこの素晴らしい環境を守ることの大切さを考えさせられました。
木々が揺れ、落ち葉が飛ばされるような風が吹く中、北園庭では「森のステージ」が予定通り行われ、運動会の時、ひかり組が披露してくれバルーンの披露の他、他のクラスの子どもたちも日頃の遊び等を披露するなど和やかな時間が過ぎていました。4歳児の子どもたちがけん玉がさらに上手になっていてびっくりでした。
ひかり組の子どもたちが牛乳パックに蒔いたニンジンの種が芽を出し始めました。クマを誘引することがないように畑の野菜は収穫することになってしまいましたが、この小さなニンジン畑で立派なニンジンが育ちますように・・・。
この3日間、4歳児そら組のH君が家で収穫したゆずをポケットに詰め込んで登園してきます。そして、ポケットから宝物(ゆず)を取り出し「はい」と言って僕にプレゼントしてくれるのです。今日は袋に3つ入れたゆずを「お風呂に入れてください」と言って手渡してくれました。なぜ僕に届けてくれるのか不思議でならないのですが、朝から心温まる出来事で嬉しくなります。H君本当にありがとう。




